10月18日、続いて天城の町はずれの海禅寺へ。
門構えはなかなか立派だが(写真1)、中には小さなお堂と、方丈と書かれている民家風の建物だけで少し淋しい。
この小さなお堂が本堂であろうか。(写真2)
この寺は天城池田氏が菩提寺として建立したもので、往時は寺域も広大で堂宇も整っていたらしいが、明治維新とともに寺領も失い、檀家も次第に減少して今の姿になったとのことである。
道路を挟んで石橋が残っており、この石橋と門がかろうじて往年の面影を残している。(写真3)
門の屋根には、池田家の家紋の揚羽蝶の文様があり、天城池田氏の菩提寺を主張している。(写真4)
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