児島八十八か所巡礼 第7番 常楽院
玉野市
4月23日、常楽院を訪問。
この日は花祭か何かがあったようで、その後片付けをしていて、境内の写真がうまく撮れなかったので、境内の写真は11月6日に改めて撮り直した。
ここに行く途中の道は普通車がやっと通れるくらいの細いところがあるが、寺の前には10台くらい停められる駐車場がある。
山門を入ると、正面に庫裏がある。
庫裏に通用門のように別の門があることはよくあるが、このように堂々たる山門の前にいきなり庫裏があるのは少し珍しい配置と言えよう。
庫裏は入母屋造りの妻入りで、妻飾りがあり、庫裏らしい建物でなかなか味がある。(写真1)
庫裏の右手に本堂があり、江戸時代のものらしい。(写真2)
この本堂もこれまでの札所で紹介したものに似ていて、やはり地域性があるようだ。
境内には大きな石造の宝塔がある。(写真3)
石造の宝塔はわりと珍しく、これはその中でも最大級の大きさであると思う。
碑文に寛政の文字が見え、江戸時代末期のものと思われる。
石標は山門脇に立っていて、自然石の形をしている。(写真4)

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