慈照院の次に第１４番蓮華庵を訪問する。
前日に地図でおよその位置を見ていたが、近づくには道が細く、車を停める場所もないため、かなり離れた場所に停める。
そこから歩き、途中少し道に迷ったが、石段のある写真を見た記憶があったので、山の方を目指して何とかたどりついた。
石段を登った所にお堂がある。（写真１）
ここはお堂の前に休憩所があり、お堂が隠れて見えにくい。（写真２）
最初見たとき、この休憩所に第１４番札所の看板があったので、この建物がお堂かと思った。
休憩所には引き戸の入口があり、いきなりここを開けるのもためらわれたので、お堂と休憩所の間から入ってお参りをする。
休憩所はお堂の側は何の仕切りもなく、オープンなスペースであった。
お堂の写真は正面から撮れないので、横から撮る。（写真３）
お堂の横には集会所のような建物があり、境内全体はかなり広くて、かつては寺であったことが伺えるが、調べた限りではその歴史はよくわからなかった。
ただ、この庵に保存されている県の重要文化財である不動明王二童子像は鎌倉時代の作らしく、この庵も古い歴史があるものと思われる。
石標は大きくて立派なものであり、石段の下からもよく見える。（写真４）