佐用町
巨木探訪:宍粟市(3)
さて、国29をさらに1.5kmほど下ったところで右折し、清姫橋を渡って県523に入る。
道なりに1.5kmほど進むと与位神社があり、ここは社叢が指定を受けているのだが、中でも単木で指定を受けているのが「イチイガシ」である。
境内の左手の方、ほとんど外れの位置に立っており、幹周は4m。
数字的にもそうであるが、あまり巨木という印象はない。
しかし樹高はかなりあり、枝の一部に伐採痕が見られることから枝の広がりは相当のものであったのだろう。

                イチイガシ
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ここからは宍粟市役所のある山崎町中心部まで一気に下る。
左手に『道の駅山崎』がある『今宿北』の信号を右手に折れ県429へ。
山中に向かう道をひたすら走る。
途中から道幅が狭くなるが、構わず進むと15kmほどで右手に岩上神社の石段と鳥居がある。
鳥居の少し後方に立っているのが「岩上神社の夫婦スギ(県指定、8.3m)」、名前の通り双幹の巨杉である。
こんな山奥の神社、誰もいないだろうと思っていたらあにはからんや、30代とおぼしきカップルがいたので驚いた。
というか、あちらさんこそビックリしたであろう。
こりゃまずいところに来たかな、と思ったが、別に悪いことをしているわけでもない。
カップルを尻目に写真をパチパチ。
そうこうしているうちにカップルは去って行った。
邪魔をして御免なさい。

   夫婦スギ    夫婦スギ
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本日の探訪はこれにて終了。
帰路は宍粟市中心部を抜け県26へ。
たつの市で県434に右折して山を越え、国179に下りて新宮町栗野の信号を左折すれば後は往路と同じである。
走行距離は300km弱、新見市の探訪と大差ない。
今回も宿題を残してしまったので再来訪したいものである。

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