昨日の山陽新聞を読んでいて見つけた記事。

岡山市西川原の大林寺のクスノキが伐採されたそうである。

　　　　　　　　　　　　　　　　

実は気になっていた。
百間川を渡る橋の上からも見えていた樹であるが最近それが見えなくなっていた。
かなりの枝張りがあるので台風で折れたか、あるいは近隣に迷惑になるので枝打ちしたのか、と思っていたのだが伐採とは…
理由は根が張りすぎて墓地の墓石を倒すからだとか。
これはどうしようもないわな…
それしても何かいい手立てはなかったものだろうか。

　　　　
この樹は岡山市指定保存樹の第一号である。
指定は昭和39年なので私は小学校１年生。
東京オリンピックのあった年である。
樹齢は120年だそうで意外と若いのであるが、さぞかし無念であったであろう。

樹も住みにくい世の中になったものである。
生きている間に会えてよかった…