巨木探訪:高梁市〜成羽町・備中町(2)
国313に戻り西進。
ここからは成羽町である。
成羽の町並みが途切れる手前で右折して総門橋を渡り県300に入る。
3kmほど進み道が二又になったところを右手に上がれば羽山地区である。
資料によると500mほど先の右手の天津神社に「天狗スギ」という幹周5mのスギがあるらしい。
期待して寄ってみたのだが、それらしいスギは無し。
次は羽根地区の磐戸山神社にある「磐戸スギ」である。
羽根地区には県300に戻って西進して行けばよい。
ところが…500mほど進んだところで『全面通行止め』になっていた。
落石のようである。
そういえば知人が「落石で通行止めの箇所がある」と言っていたことを思い出した。
さて、どうしたものか…ちょうど道が二又に分かれている箇所であり、地図で確かめると左手の道(こちらは通行止めではないようである)を進めば小泉地区に出られるようである。
小泉地区の天満宮にもスギの巨木があるはずなので、そちらに先に向かうことにした。
しかしこの道、あまり地元の人も通らないのか、路面に枯れ枝がかなり落ちている。
パキパキという音を聞きながらとにかく山を登って行ったのだが、なかなか開けた所に出ない。
途中分かれ道もあったのだが地図を見る余裕も無く、とにかく上方へ。
やっと開けた道に出たが、はて自分が居る位置を見失ってしまった。
困ったな…と思って見渡すと、右手下方に小学校らしき建物が見えた。
とりあえずそこを目指せば何とかなるだろう、と辿り着いてみると、そこは『老人憩いの家』であり、そのすぐ傍が天満宮であった。
(憩いの家は正門横に二宮金次郎の銅像があったり、その造りから見ると以前は小学校だったのだろう。)
ともかく、これはラッキー!
いそいそと天満宮の境内に入ってみたが、巨木と言えるスギは1本も見当たらない。
そもそもここには「天神スギ」という県下で唯一幹周が9mを越える巨杉があったのだが、残念ながらこれは少なくとも2001年には枯れていた。
しかしそれ以外にも6m、5mのスギがあるはずなのだが…。
境内を歩いていると確かにそれらしきスギの切られた跡が見つかった。
天満宮のスギ、現存せず。
さて、羽根の磐戸山神社は天満宮から1.5kmほど北方にある。
ここは新しくできた広域農道が通じており、走っていると右手にそれらしきスギが見えた。
路肩に駐車して神社に続く細い道を入って行くと、目前に「磐戸スギ」が姿を現した。
資料では幹周6.2mとのことで、なるほどと頷く太さであるが、残念なことに幹の基部には大きな裂け目と焼痕が見られる。
そして幹上方は半分くらいが枯れているようであった。
おそらく落雷に遭ったのであろう。
何とか生き延びてほしいものである。
次は備中町である。
山を下っていったん国313に戻るのであるが、ここで道を間違えてしまった。
本来は小泉天満宮のそばから右折して県436を通り、布寄地区から県435を通って山を下るつもりであったのだが、天満宮のところでうっかり左折してしまった。
走っていて、布寄に着かないのでおかしいな…とは思ったが、とりあえず下っているので、ま、いいか…と下りきった所は県300。
ここでようやく県436を下ってきたことに気付く。
ま、結果的にはどちらでも構わないのであるが…。
国313に戻り3kmほど西進し県33に入る。
しばらく走って備中町の中心部を抜け、右手の黒鳥ダムを過ぎた所で左手に登る道に入る。
普通車でも十分に登れる道であるが、とにかくくねくねと長い。
4kmも走っただろうか、ようやく高原の上の集落が現れる。
道なりに進み二又に分かれた所、バス停『東分かれ』から右の道を進むと500mほどで右手に布賀亀石八幡神社がある。
神社のそばの路肩の広い所に車を停める。
石段を登ると境内左手に注連縄の張られたスギ、右手奥にアラカシの巨木がある。
おりしも本殿左手の建物を修理中であったので、境内はちょっと雑然としていたが…
スラッとしたスギにはフジが絡まっていてちょっと珍奇な風情である。
一方、アラカシは見事な巨木。
思わず声が洩れる。
樹高もかなりのもので全景が写真に収まりにくい。
いろんな角度から樹を堪能したが周辺の木立にもケヤキ・アラカシの巨木があり、この社叢はなかなかのものである。
ここからは成羽町である。
成羽の町並みが途切れる手前で右折して総門橋を渡り県300に入る。
3kmほど進み道が二又になったところを右手に上がれば羽山地区である。
資料によると500mほど先の右手の天津神社に「天狗スギ」という幹周5mのスギがあるらしい。
期待して寄ってみたのだが、それらしいスギは無し。
次は羽根地区の磐戸山神社にある「磐戸スギ」である。
羽根地区には県300に戻って西進して行けばよい。
ところが…500mほど進んだところで『全面通行止め』になっていた。
落石のようである。
そういえば知人が「落石で通行止めの箇所がある」と言っていたことを思い出した。
さて、どうしたものか…ちょうど道が二又に分かれている箇所であり、地図で確かめると左手の道(こちらは通行止めではないようである)を進めば小泉地区に出られるようである。
小泉地区の天満宮にもスギの巨木があるはずなので、そちらに先に向かうことにした。
しかしこの道、あまり地元の人も通らないのか、路面に枯れ枝がかなり落ちている。
パキパキという音を聞きながらとにかく山を登って行ったのだが、なかなか開けた所に出ない。
途中分かれ道もあったのだが地図を見る余裕も無く、とにかく上方へ。
やっと開けた道に出たが、はて自分が居る位置を見失ってしまった。
困ったな…と思って見渡すと、右手下方に小学校らしき建物が見えた。
とりあえずそこを目指せば何とかなるだろう、と辿り着いてみると、そこは『老人憩いの家』であり、そのすぐ傍が天満宮であった。
(憩いの家は正門横に二宮金次郎の銅像があったり、その造りから見ると以前は小学校だったのだろう。)
ともかく、これはラッキー!
いそいそと天満宮の境内に入ってみたが、巨木と言えるスギは1本も見当たらない。
そもそもここには「天神スギ」という県下で唯一幹周が9mを越える巨杉があったのだが、残念ながらこれは少なくとも2001年には枯れていた。
しかしそれ以外にも6m、5mのスギがあるはずなのだが…。
境内を歩いていると確かにそれらしきスギの切られた跡が見つかった。
天満宮のスギ、現存せず。
さて、羽根の磐戸山神社は天満宮から1.5kmほど北方にある。
ここは新しくできた広域農道が通じており、走っていると右手にそれらしきスギが見えた。
路肩に駐車して神社に続く細い道を入って行くと、目前に「磐戸スギ」が姿を現した。
資料では幹周6.2mとのことで、なるほどと頷く太さであるが、残念なことに幹の基部には大きな裂け目と焼痕が見られる。
そして幹上方は半分くらいが枯れているようであった。
おそらく落雷に遭ったのであろう。
何とか生き延びてほしいものである。
次は備中町である。
山を下っていったん国313に戻るのであるが、ここで道を間違えてしまった。
本来は小泉天満宮のそばから右折して県436を通り、布寄地区から県435を通って山を下るつもりであったのだが、天満宮のところでうっかり左折してしまった。
走っていて、布寄に着かないのでおかしいな…とは思ったが、とりあえず下っているので、ま、いいか…と下りきった所は県300。
ここでようやく県436を下ってきたことに気付く。
ま、結果的にはどちらでも構わないのであるが…。
国313に戻り3kmほど西進し県33に入る。
しばらく走って備中町の中心部を抜け、右手の黒鳥ダムを過ぎた所で左手に登る道に入る。
普通車でも十分に登れる道であるが、とにかくくねくねと長い。
4kmも走っただろうか、ようやく高原の上の集落が現れる。
道なりに進み二又に分かれた所、バス停『東分かれ』から右の道を進むと500mほどで右手に布賀亀石八幡神社がある。
神社のそばの路肩の広い所に車を停める。
石段を登ると境内左手に注連縄の張られたスギ、右手奥にアラカシの巨木がある。
おりしも本殿左手の建物を修理中であったので、境内はちょっと雑然としていたが…
スラッとしたスギにはフジが絡まっていてちょっと珍奇な風情である。
一方、アラカシは見事な巨木。
思わず声が洩れる。
樹高もかなりのもので全景が写真に収まりにくい。
いろんな角度から樹を堪能したが周辺の木立にもケヤキ・アラカシの巨木があり、この社叢はなかなかのものである。