鳥取県鳥取市周辺
巨木探訪:鳥取県鳥取市周辺(3)
次は県指定の「西御門のイチョウ」。
西御門は花のバス停から次の次。
国道を走っていると遠目にイチョウの姿が見えた。
イチョウはバス停のすぐ近くにあるのだが、生憎ここでも駐車できる場所が無い、
仕方なく再度、ままよ、とバス停の隅に駐車。
このイチョウ、地元では「仁王堂のイチョウ」と呼ばれている。
(国道脇にある県の説明板では「西御門のイチョウ」、樹下にある地元の説明版では「仁王堂のイチョウ」と表記されている。)
幹周7.9m、樹高30mのイチョウが夏空に聳え立つ風景は爽快である。
主幹の周りには若干のヒコバエが見られ、樹冠には多少の伐採跡が見られる。

                イチョウ
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ここから再び国53方面に戻る。
国29を7kmほど進み、津ノ井駅の手前で県226に左折。
1.5kmほど先の『蔵田』の交差点を右折すると、500mほどで右手に倉田八幡宮がある。
ここは社叢全体が国指定であるが、中でも群を抜いているのが樹齢1000年と言われる「倉田八幡宮の大イチョウ」である。
6本の主幹とヒコバエから成り、幹周は9.7m。
なのだが「倉吉市大日寺の大イチョウ」と同じく、1本の太い主幹のイチョウと比べるとどうも迫力に欠ける。
それよりもこのイチョウ、裏側にうねうねと伸びる根が不気味で面白い。
おまけであるが、ここには県内一のヒイラギがあったのだが、こちらは枯死したのか基部だけを残して伐採されていた。

                イチョウ
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県226を国53に出て、そのまま源太橋を渡る。
県42に当たったところで左折し1kmちょっとで県227に右折。
鳥取自動車道の高架手前右手に玉屋神社がある。
鳥居左手に立っているスギが市保存樹の「玉屋神社の大スギ」である。
樹齢は800年、写真で見ると結構大きくみえたのだが実際の幹周は3mそこそこか。
樹高もあまり高いわけでもなく「大スギ」はちょっと大げさではあるまいか。

                スギ
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