津山市久米町
巨木探訪:〜久米町(5)
                     →この文章は 久世町(5)より、続きます。 

次は河内の信号から右折して県411に入る。
そのまま進んで行くと右手に宮川のヒイラギがあるが、資料によるとさらにその1kmほど先、河内小学校を300mほど過ぎたあたりで左手を並走している姫新線の線路の向こうに「天神のゴヨウマツ」がある。
該当する地番あたりを探したところ、いくつかの墓地があったがゴヨウマツは見当たらず。

最後は「長谷のムクノキ」。
今までに2度探索して発見できなかった樹であるが、その後所在地の地番がわかったので地図を頼りに3度目の探索である。
以前に駐車した国181沿いの長谷公会堂のところから右手に入り、すぐにまた右折。
そのまま200mちょっと進むと広い辻があるので、そこに駐車。
100mほど南に向かって右手の細い道に入ったあたりにあるはず…
と、そこには確かにちょっとした杜のような場所があり、透かしてみると祠が見える。
しかし、祠のところまで入ってみたが周辺にムクノキの巨木は無かった。
むむ、ここではないのか、ならばどこだ…と道に出てふと右手を見ると、少し向こうの藪の前に見覚えのある高札が!
津山名木百選の高札である。
急いで近寄ってみると、まさに「長谷のムクノキ」。
谷川荒神社を目印にしていたのだが、樹下にあるのは小さな祠。
これではいくら地図と睨めっこをしてもわからないはずである。
さて肝心のムクノキはというと、藪に囲まれていまいちよく見えないのだが、かなり樹勢が弱まっているように見受けられた。
データでは幹周5.7mということであるが、迫力が感じられない。
祠の方もちょっとくたびれているようで、荒神様もムクノキも昔ほど大切にされていないのだろうか?
一抹の寂しさを感じる。

           ムクノキ
地図はこちらへ

近くにあるはずの「池田家のサカキ」、こちらは地番から池田家はわかるのだが邸宅は樹木で囲まれており、遠目ではどれがサカキかわからない。
それ以上の追求は止めて帰ることにした。
帰路は国181→県159→国429→県72。
とりあえず勝山町とその周辺の宿題も終った。

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