巨木探訪:吉野川流域を巡る:2日目(1)
3月25日、朝6時に目覚めた。
外は朝日が差し込んで・・・今日の良き日を予兆させる。
ホテルの窓からふと外を見ると、すぐ近くに神社の社叢らしき樹木が見える。
地図を確認すると八幡神社のようである。
今回の予定には入っていないが、せっかくなので朝食前の軽い散歩を兼ねて訪れてみた。
「天満神社の社叢」
ここは八幡神社と天満神社の併祀らしい。
社叢中、3m前後のクスノキ、ムクノキが10本ある。
最大の樹は鳥居を潜って右手のクスノキであろうか。
いずれもまだまだ若い樹のようである。
朝食を済ませて準備完了。
本日もかなりの数の樹を巡る予定。
出発は7時50分。
「壇の大クス」
ホテルを出てから県31を1.5kmほど南下し、少し東に入った高台にある。
県天然記念物、樹齢950年、幹周10.2m。
低い位置から南側に伸びた太い枝が特徴。
ちなみに南北の枝張り53mは「加茂の大クス」を上回る数字である。
2年前に急に葉がつかなくなって治療を受けたそうだが、現在は葉も増えてきている様子である。
「三谷八大龍王神社のクスノキ」
「壇の大クス」から500mほど北西、三谷集落のはずれにある。
樹齢不明、幹周5.8m。
神社の境内の隅にひっそりと立っている。
「八坂神社のクロガネモチ」
JR徳島線麻植塚駅の裏手にある。
樹齢600年、幹周4.9m。
クロガネモチの巨木は少ないので、是非とも見ておきたかった。
人気のない小さな神社の境内に、置き忘れられたように立っている。
幹の半分は空洞化しており、樹肌の灰色と相まって形骸のように見える。
「五所神社のイチョウ」
八坂神社の東南700mくらい。
樹齢不明、幹周6.1m。
落雷に遭ったらしく、幹の中央にぽっかりと穴が開いている。
境内にあるクスノキも背は低いが巨木。
西条大橋を渡り、阿波市から県15を東に向かって板野郡上板町に入る。
「乳保神社のイチョウ」
上板町に入って500mも行かないうちに右手にある。
国天然記念物、樹齢1,000年、幹周17.2m。
寛政年間に落雷に遭って主幹を損失、さらに明治5年には民家の火事によって類焼し、現在の姿になったとのこと。
イチョウの巨樹巨木は“授乳の神様”として信仰されることが多いが、この樹もまたそうである。
『乳保神社』という名称もそれに由来しているのだろうか?
外は朝日が差し込んで・・・今日の良き日を予兆させる。
ホテルの窓からふと外を見ると、すぐ近くに神社の社叢らしき樹木が見える。
地図を確認すると八幡神社のようである。
今回の予定には入っていないが、せっかくなので朝食前の軽い散歩を兼ねて訪れてみた。
「天満神社の社叢」
ここは八幡神社と天満神社の併祀らしい。
社叢中、3m前後のクスノキ、ムクノキが10本ある。
最大の樹は鳥居を潜って右手のクスノキであろうか。
いずれもまだまだ若い樹のようである。
朝食を済ませて準備完了。
本日もかなりの数の樹を巡る予定。
出発は7時50分。
「壇の大クス」
ホテルを出てから県31を1.5kmほど南下し、少し東に入った高台にある。
県天然記念物、樹齢950年、幹周10.2m。
低い位置から南側に伸びた太い枝が特徴。
ちなみに南北の枝張り53mは「加茂の大クス」を上回る数字である。
2年前に急に葉がつかなくなって治療を受けたそうだが、現在は葉も増えてきている様子である。
「三谷八大龍王神社のクスノキ」
「壇の大クス」から500mほど北西、三谷集落のはずれにある。
樹齢不明、幹周5.8m。
神社の境内の隅にひっそりと立っている。
「八坂神社のクロガネモチ」
JR徳島線麻植塚駅の裏手にある。
樹齢600年、幹周4.9m。
クロガネモチの巨木は少ないので、是非とも見ておきたかった。
人気のない小さな神社の境内に、置き忘れられたように立っている。
幹の半分は空洞化しており、樹肌の灰色と相まって形骸のように見える。
「五所神社のイチョウ」
八坂神社の東南700mくらい。
樹齢不明、幹周6.1m。
落雷に遭ったらしく、幹の中央にぽっかりと穴が開いている。
境内にあるクスノキも背は低いが巨木。
西条大橋を渡り、阿波市から県15を東に向かって板野郡上板町に入る。
「乳保神社のイチョウ」
上板町に入って500mも行かないうちに右手にある。
国天然記念物、樹齢1,000年、幹周17.2m。
寛政年間に落雷に遭って主幹を損失、さらに明治5年には民家の火事によって類焼し、現在の姿になったとのこと。
イチョウの巨樹巨木は“授乳の神様”として信仰されることが多いが、この樹もまたそうである。
『乳保神社』という名称もそれに由来しているのだろうか?