吉野川流域を巡る
巨木探訪:吉野川流域を巡る:2日目(2)
「鳥屋の大クス」
乳保神社と県15を挟んで500mほど北側、細い道を入って行った民家の横にある。
県天然記念物、樹齢700年以上、幹周11.6mで、数字的には県下第2位のクスノキ。
元々はかつてこの地にあった椿神社の御神木だったとのこと。
根元に大きな空洞ができているが、樹勢は良さそうである。

           クスノキ
   クスノキ    クスノキ
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「天目一神社のクスノキ・高志小学校のイチョウ」
県15を東に進み高瀬橋を渡ろうとすると、土手下の大きな樹に気がついた。
リストアップはしていなかったが寄ってみると、目測4m級のクスノキ。
まだ若そうである。
ふと見ると、隣接した小学校の校庭にあるイチョウも結構でっかい。
こちらも目測4m級くらいで、側には卒業制作で作った手作りの看板があった。
それによると樹高38m、樹齢400年とのことである。

   クスノキ    クスノキ
                イチョウ
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さてここで高瀬橋を渡るのだが、この橋は写真のように非常に低い位置に架かっている橋である。
潜水橋なのではなかろうか?
幅員は3mで、もちろん対向車とすれ違うことはできない。
(ちゃんと『すれ違おうとすると転落します』という旨の注意標識がある。)
1kmほど下流には六条大橋が架かっているし、なぜにわざわざ作ったのか不明である。

                イチョウ

「銀杏庵のイチョウ」
橋を渡って名西郡石井町に入る。
南下してJR徳島線下瀬駅のところで国192に突き当たり、国道を渡った先に銀杏集会所がある(建物の半分が銀杏庵である)。
建物の前に2本のイチョウが並んで立っている。
樹齢不明、幹周7.5mと5.4m。
雌雄で一対の夫婦イチョウらしい。
この日は集会所で何かの寄り合いがあるらしく、ちょうど昼食の弁当を運んできた車の邪魔をしてしまった。
早々に退散。

           イチョウ
   イチョウ     イチョウ
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「重松八幡神社のイチョウ」
銀杏庵から1kmほど北東。
樹齢不明、幹周8.2m(株立ち)。
主幹は先が欠損、おまけに空洞化。
葉の茂っていない状態で見ると、甚だ寂しい姿である。

                イチョウ
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「王子のクス」
重松八幡神社から1kmほど北に進むと王子神社がある。
ここの御神木である。
町天然記念物、樹齢800年、幹周9.6m。
根元はどっしり、一部支柱に支えられているが枝張りも良好。
見る角度によって根元の様が変わって見えるのが楽しい。

           イチョウ
   イチョウ    イチョウ
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