6月14日、備前市の福生寺を訪問。
この寺の子院の西法院があじさいで有名なので、この季節に行ってみたら少し早かったので、6月21日、再度訪問。
しかし、今年の梅雨は雨がほとんど降らず、あじさいも萎れ気味でかわいそうだ。
この、西法院には自然石を利用した趣きのある庭があり、これも多分自然の川が滝になっていて面白いが、ここも水が少なく滝もいまひとつ。
そのうえ、庭の中にコンクリート舗装の遊歩道を作っていて、さすがに目立たないようにしているものの、ちょっと興ざめである。
さて、福生寺だが、ここは奈良時代に鑑真によって創建されたと言われている。
室町時代の三重塔が山の上にぽつんと残っていて、これは国の重文。
遠くで見てもよし、近くで見てもよしのなかなかの名塔である。
ちなみに、このお寺に行く道はさらに続いて熊山に登れるようになっており、この山の頂上付近にある熊山遺跡は奈良時代初期の山岳仏教の仏塔であると言われている。
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