７月１１日、最後の訪問は祇園寺。
弘法大師が８１２年に開いたという古刹である。
このお寺は山の上にあり、カーナビを頼りに行こうと思ったが、何もないところで目的地周辺と案内された。
あたりを探すと、八丁坂と呼ばれる表参道の立て札があり、祇園寺まで１キロメートルとある。 この日は妻といっしょで、１キロくらいなら歩こうと説得したが、これがほとんど上り坂で真夏のような暑さの中でもあり、大変な行程だった。
おまけに目的地に着くとちゃんと舗装された道路が通じており、妻からリサーチ不足だとなじられた。
日ごろ運動不足でちょうどいい運動になったし、山寺は参道を歩いて登るのが醍醐味で、楽しいばかりだと言ったが、納得してもらえなかった。
さて、このお寺には弘法大師のお手植えと言われる樹齢千年を超える杉の木があり、大山に行く天狗が羽を休めたと言うので天狗杉の名がある。