8月1日、高知へ。
桂浜に行く途中で雪蹊寺という寺があったので寄ってみる。
ここは四国八十八箇所の第三十三番札所である。
四国八十八箇所についての知識はあまりなく、弘法大師の関係だから真言宗だろうと思っていたら、ここは臨済宗の寺でいきなりの違和感がある。
臨済宗の寺に大師堂があるのは変だと思うけれど、大師堂があるのは四国八十八箇所の決まりごとのようである。
後で調べたら八十八箇所は大半が真言宗だけれど、例外もいくらかあるようだ。
この寺ももともとは真言宗だったのが、戦国時代に臨済宗に改宗したそうだ。
その後長宗我部元親の菩提寺となり、元親の法号にちなみ雪蹊寺と称された。
明治時代に廃仏毀釈により廃寺になっていたのを復興したため、歴史的な建造物がないのが残念。
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