9月6日、蓮台寺の次に五流尊瀧院へ。
五流というのがよくわからなくて、3流くらいなら共感を持てるが5流は卑下しすぎだろうと思ったけれど、もちろんそういう意味ではない。
この寺は修験道の総本山であり、修験道の祖と言われる役小角(えんのおづの)の5人の高弟により開基されたと伝えられている。
5人の高弟それぞれが尊瀧院、大法院、建徳院、報恩院、伝法院の五流の寺院を作り、尊瀧院が中心寺院となったことから、五流尊瀧院という名になったようだ。
ここも瑜伽山と同じように、熊野神社と五流尊瀧院が一体となった神仏習合の形態を取る。
江戸時代のものである三重塔は熊野神社に隣接していて神社の塔のようである。
熊野神社は国重文の社もある立派なものであるが、五流尊瀧院の方は三重塔以外は質素な建物である。
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