９月６日、瑜伽山蓮台寺へ。
ここは由加神社と蓮台寺が同じ場所に混然とあり、総称して瑜伽山と呼ばれていて、神仏習合で元は同じものであったと思われるが、今は別のものである。
蓮台寺は聖武天皇の勅により行基が創建したと言われていて、江戸時代には四国の金毘羅宮との両参りの信仰があって大変に栄えた。
蓮台寺には新しい新本殿という建物があって、本尊とかはそこに安置されているが、昔の本堂のような建物もちゃんと残っている。
また巨大な客殿と多宝塔があって、どちらも県の重要文化財となっている。
多宝塔は、江戸時代以前のものが県下に４基ある中で最大の規模であり、江戸時代後期の建物で時代的には新しいが、大変堂々としている。