次に薬師院。
途中、薬師院道と書いた石の案内があった。(写真1)
天保10年の年号が刻んでいる。
年号が書いてあるのは、後の世の人が見たときに、作られた時代がすぐにわかってとても親切だと思う。
天保10年がどういう時代か調べてみると、今から170年前の西暦1839年。
江戸幕府も終わりに近く、2年前に大塩平八郎の乱があり、天保の改革は5年後という時代である。
その時代と同じ道を歩いて山門に着く。
山門から見える客殿、本堂の景色がとてもいい。(写真2)
早島のお寺はなぜか客殿の風情が良く、ここの客殿もよく手入れされた庭木と調和してとても良いものである。
|