11月8日、西念寺の次は西願寺へ。
山門の前に浄土真宗本願寺派相好山西願寺の表示がある。(写真1)
前の西念寺と同じく、この寺も浄土真宗である。
私はお寺を訪問するに当たって、その宗旨はほとんど気にすることはない。
有り体に言うと、各宗旨の違いを詳しくは知らない。
さて、浄土真宗と言えば宗祖は有名な親鸞で、全国的にはかなり宗徒の多い宗派だと思う。
ただ、その分布はかなり地域差があるようで、岡山県に浄土真宗の寺は少ない。
特に岡山市内にはほとんどないような気がする。
隣の播磨には亀山本徳寺という浄土真宗の拠点があり、浄土真宗の寺は多いようで、この西願寺も亀山本徳寺の道場として、室町時代に開基した。
本堂は新しく見えるが、江戸時代の建物らしい。(写真2)
わりと最近に大きく改修したのだろう。
境内の銀杏と菩提樹の木が日生町の天然記念物になっていることを後から知った。
写真の銀杏が多分その木だろうが、菩提樹の方は特に気がつかなかった。(写真3)
(写真4)は鐘楼。
このくらいが普通で、先ほどの西念寺は異常である。
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