1月16日、滋賀県に行く。
まずは有名な石山寺。
このようによく知られた寺については、改めて歴史などを述べる必要はないだろう。
この寺の多宝塔と本堂は国宝であり、特に多宝塔は鎌倉時代のもので最古の多宝塔であるばかりか、その均整のとれた美しさも格別である。(写真1)
この塔だけ見ていても飽きることがない。
(写真2)は寺の名前の由来になった硅灰石と多宝塔。
本堂は平安時代の正堂と桃山時代の礼堂からなる複合建築物で、礼堂は懸造となっている面白い建物であるが、全体がよく観察できる場所がないのが残念である。(写真3)
この日は時折雪が舞う大変寒い日で、(写真4)は雪の降る中で撮った御影堂という建物である。
さて、この寺がこのシリーズちょうど100番めの訪問となる。
とりあえずの目標は達成したが、数の問題でもないので引き続き第二部を始めて、できる限り古寺の魅力について語って行きたいと思う。
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