去年の暮の12月27日に自宅近くの鶯梅院を訪問したことを書いていなかったので、前後するけれど鶯梅院のことを書いておこう。
この寺の山号寺号は菩提山西隆寺で、西隆寺は地名となっている。
寺伝によれば天平時代に鑑真により開基されたと言われる。
奈良時代までの歴史があるかどうかはよくわからないが、地名になるような寺は相当の歴史があると思われる。
石段を少し登ったところに山門があるが(写真1)、石段の途中にもうすみれの花が咲いていた。(写真2)
本堂は江戸時代の建物であろうか。(写真3)
ところで、この寺の鶯梅院という院号は寺としてはかなり優美な名前である。
その名のとおり境内には梅の木があり、蕾もかなりふくらんでいた。(写真4)
もう少しすれば梅の花が咲き、鶯もいち早く鳴くだろう。
すみれの花も咲いていたし、まだ年も明けていないけれど春を感じた一日だった。
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