玉野市
4連休初日、天気は良いが午前中は仕事、午後は会議があった。
会議が終わったのが3時半、遠出などできようはずもない。
そこでお馴染みのドライブコースに合わせて玉野市の巨木を訪ねてみることにした。
実は玉野市には巨木は無いと思っていた。
どのデータにも記載されていないからである。
しかし調査をしているうちに、山陽新聞のスクラップで2本の巨木を発見した。
まずは「田井八幡宮のクスノキ」。
岡山港から児島湾に沿って県45を進み、尾坂峠のトンネルを抜けて県22と合流したところで左折。
次の信号を左折し400mほど進むと左手に八幡宮の鳥居がある。
鳥居の下をくぐると正面に駐車場への案内板があるので、それに従って道を登って行く。
駐車場に車を停めて境内に入って行くと、本殿右手の奥にクスノキがある。
樹下には『この樟の木は目の高さの周囲約4.3mにおよび樹齢は約700年を有しているとみられる巨樹である。ご神木で天然記念物にあたいするものと言われている 宮司』という高札がある。
なるほど、幹もしっかりしており樹高も申し分ない。
しかし樹下が少々こうるさいのがいただけない。
数本の低木があるのは仕方ないとして、そこにお御籤が結び付けられたり、なぜか安物の提灯などもある。
せっかくの樹の威容が損なわれていると思うのは私だけだろうか…。
それにしてもこれほどの樹がデータに載っていないのは不思議である。
ましてや『天然記念物にあたいするものと言われている』のだから。(自画自讃?)
次は「持性院のスギ」。
八幡宮から県22に戻り左折して次の信号を右折、直進すれば国30に出られる。
右折してしばらく走って秀天橋の信号を左折。
ここからは先日紹介した『お花見コース』である。
秀天橋から3つ目の信号を左折し、突き当たったら右折。
川沿いにしばらく進んだ左手に持性院がある。
寺への道を左折するとすぐにスギの巨木が見える。
墓参りに来た人たちの声を尻目に、一直線にスギの下に。
寺は最近建て替えられたようでピカピカ、本堂左手のスギの周囲もきれいに整備されている。
スギ自体はまっすぐに伸びた標準的な姿形である。
スギを眺めながら写真を撮っていると住職とおぼしき人がいきなり本堂の方から現れた。
『おっ!』という感じで、足早に来た様子である。
その雰囲気は『今、寺の裏手に誰か入って行ったな!何をしに行ったのだろう?確かめなくてはならぬ。』と感じられた。
気付かぬふりをしてスギを見上げていると、数秒の後、住職は去って行ったが、私としてはあまり良い気分ではなかった。
ここからは山を越えて渋川海岸へ。
海水浴場の駐車場では折りしも『藤祭り』の真っ最中。
(ただし夕方なので既に人は少なくなっている)
周囲にはむせかえるような藤の花の甘い香りが充満している…が、正直なところ、私はこの匂いがあまり好きではない。 マメ科植物の花の匂いは、どこか生臭い甘さだからである。
海岸でタバコを一服して帰途に着いた。
会議が終わったのが3時半、遠出などできようはずもない。
そこでお馴染みのドライブコースに合わせて玉野市の巨木を訪ねてみることにした。
実は玉野市には巨木は無いと思っていた。
どのデータにも記載されていないからである。
しかし調査をしているうちに、山陽新聞のスクラップで2本の巨木を発見した。
まずは「田井八幡宮のクスノキ」。
岡山港から児島湾に沿って県45を進み、尾坂峠のトンネルを抜けて県22と合流したところで左折。
次の信号を左折し400mほど進むと左手に八幡宮の鳥居がある。
鳥居の下をくぐると正面に駐車場への案内板があるので、それに従って道を登って行く。
駐車場に車を停めて境内に入って行くと、本殿右手の奥にクスノキがある。
樹下には『この樟の木は目の高さの周囲約4.3mにおよび樹齢は約700年を有しているとみられる巨樹である。ご神木で天然記念物にあたいするものと言われている 宮司』という高札がある。
なるほど、幹もしっかりしており樹高も申し分ない。
しかし樹下が少々こうるさいのがいただけない。
数本の低木があるのは仕方ないとして、そこにお御籤が結び付けられたり、なぜか安物の提灯などもある。
せっかくの樹の威容が損なわれていると思うのは私だけだろうか…。
それにしてもこれほどの樹がデータに載っていないのは不思議である。
ましてや『天然記念物にあたいするものと言われている』のだから。(自画自讃?)
次は「持性院のスギ」。
八幡宮から県22に戻り左折して次の信号を右折、直進すれば国30に出られる。
右折してしばらく走って秀天橋の信号を左折。
ここからは先日紹介した『お花見コース』である。
秀天橋から3つ目の信号を左折し、突き当たったら右折。
川沿いにしばらく進んだ左手に持性院がある。
寺への道を左折するとすぐにスギの巨木が見える。
墓参りに来た人たちの声を尻目に、一直線にスギの下に。
寺は最近建て替えられたようでピカピカ、本堂左手のスギの周囲もきれいに整備されている。
スギ自体はまっすぐに伸びた標準的な姿形である。
スギを眺めながら写真を撮っていると住職とおぼしき人がいきなり本堂の方から現れた。
『おっ!』という感じで、足早に来た様子である。
その雰囲気は『今、寺の裏手に誰か入って行ったな!何をしに行ったのだろう?確かめなくてはならぬ。』と感じられた。
気付かぬふりをしてスギを見上げていると、数秒の後、住職は去って行ったが、私としてはあまり良い気分ではなかった。
ここからは山を越えて渋川海岸へ。
海水浴場の駐車場では折りしも『藤祭り』の真っ最中。
(ただし夕方なので既に人は少なくなっている)
周囲にはむせかえるような藤の花の甘い香りが充満している…が、正直なところ、私はこの匂いがあまり好きではない。 マメ科植物の花の匂いは、どこか生臭い甘さだからである。
海岸でタバコを一服して帰途に着いた。