古寺巡礼 明王院の地図へのリンク

 【古寺巡礼その8 (明王院・福山市)】

5月30日、福山市の明王院へ。
ここには、国宝の本堂と五重塔がある。
本堂は鎌倉時代、五重塔は南北朝時代の建築で、いずれも瀟洒で優美である。
このような建物を見るのは本当に目の保養になる。
このあたりは草戸千軒と呼ばれ、中世から大変栄えたところだった。
ところが、江戸時代に大洪水のため、この町は一夜にして姿を消してしまった。
このため草戸地区は「日本のポンペイ」と呼ばれている。
高台にあった明王院は難を逃れたということだろう。

 

本堂写真
写真1 本堂は鎌倉時代の建物で国宝。

五重塔
写真2 五重塔は南北朝時代の建物で国宝。
細身でスタイルが良く美しい。

 

本堂と五重塔
写真3 本堂と五重塔は時代は少し違うが良く調和している。

書院
写真4 書院も趣がある。江戸初期で県重文。蘇鉄もいい。


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