古寺巡礼 大賀島寺の地図へのリンク

 【古寺巡礼その9 ( 大賀島寺・瀬戸内市)】

6月6日、瀬戸内市の大賀島寺へ。
宇喜多家の菩提寺と聞き訪問しようとしたが、カーナビが途中で案内を止めるほどの山の中、大雄山という山の頂近くまで来てようやく到達した。
本堂は江戸期の建物でかなり大きく、さすがは宇喜多家の菩提寺と言いたいけれど、この寺に墓所がある宇喜多一族って誰だろうか。
寺の近くには宇喜多一門供養の塔が建ってはいるが、説明は何もない。
この近くの砥石城(といしじょう)に本拠を置いた、宇喜多能家(うきた よしいえ、宇喜多直家の祖父)がここを菩提寺としたそうだから、あるいは能家の墓所があるのかもしれない。
その能家は砥石城落城の際に自害して宇喜多家は没落するが、戦国きっての謀将宇喜多直家が下剋上で備前一国の主となり、その子の秀家は豊臣秀吉の寵愛を受けて五大老の一人となった。

 

供養塔
写真1 宇喜多一門供養塔、しかし誰の墓所かわからない。

仁王門
写真2 仁王門、屋根を安っぽい浅瓦で改修してあるのは残念。

 

鐘楼門
写真3 石段を登ったところに一間一戸の鐘楼門。
だと思うけれど鐘がない。
 

鐘
写真4 変なところで鐘を発見。


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