11月14日、高山寺の帰り道で面白い形のお堂を見かけたので寄ってみる。
法泉院というお寺で、元は高山寺の子院として高山寺と同じ経ケ丸山の山中に在ったが、移転してこの地に来たようである。
面白い形のお堂は本堂で、元々は単層の宝形造りの建物に、2層部分を増築して重層のお堂にしたものではないだろうか。(写真1)(写真2)
類例を思いつかないが、全体の姿は特に嫌味もなく、わりと見栄えのする建物だと思う。
もうひとつ面白い建物は、昔の学校とか公共施設にあるような洋風の建物で、これは客殿に当たるものだろうか。(写真3)
後、山門は鐘楼門で、こういう一間一戸の楼門はどうも不安定な感じがする。(写真4)
ここは小さなお寺だが、とても面白いお寺であった。
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