１２月２３日、国分寺の後に足守の大光寺へ。
ここは足守藩主の木下家の菩提寺である。
山門は城門のようにがっしりとした門であるが傷みが目立つ。（写真１）
この門の傷み具合でこの寺の置かれている状況が想像できるけれど、荒れ寺好きの私としてはちょっとわくわくしてくる。
さて、本堂や庭は予想通りの荒れっぷりである。（写真２）
そもそもこの建物は全く本堂らしくなく、奥にある建物が元々本堂ではなかったかと思われる。（写真３）
この本堂の奥にある建物は御霊屋（おたまや）と呼ばれる霊廟で、豊臣秀吉と正室ねね、そして木下家歴代当主の霊牌が置かれているそうだ。
木下家は秀吉の正室ねねの実家である。
霊廟は見ることができないが、あまり見たいものではないかな。
霊廟の屋根には豊臣家の家紋である五七桐の鬼瓦があった。（写真４）