六道珍皇寺の後、清水寺に行こうかと思ったけれど、人が多いので敬遠して八坂の五重塔へ。(写真1)(写真2)
この塔は京の東山の風景として欠くことのできないものであるが、私は塔だけが残っているものと認識していた。
今回、改めて訪問すると、小さいけれど法観寺という寺がちゃんとあって、いくらかのお堂もある。(写真3)
ただ、主たる建築物は五重塔に尽き、法観寺という名より通称「八坂の塔」として親しまれている。
この寺は平安京遷都以前からあったようで、現在の塔は室町時代に足利義教により再建されたものである。
この塔が拝観できるのは不定期のようだが、運よく拝観することができた。
ほとんどの塔は登れるようにはなっていないけれど、この塔は2層までとは言え登ることができる。
これはなかなか貴重な体験である。
五重塔の窓から見る京の町の景色はまた格別である。(写真4)
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