項  目

赤穂市(1)

赤穂市(2)

 

 

 

 






訪問日
2011年
2月13日
使用車種
軽 四

備 考
特になし


参考になったHP



赤穂市
巨木探訪:赤穂市(1)
2月13日、好天。
樹行に出かけたいが、県北の方はまだまだ積雪地帯である。
日没もまだまだ早いので遠方への樹行は無理である。
どこか南の方で適当な近場はないものか、と考えていたら、ふと閃いた。

赤穂市。

県内の探訪を終えていないうちに県外に目を向けるのもどうか、とは思ったが、実際のところ赤穂市は近い。
高速を使わなくても津山市に行く程度の距離である。
県外に目を向けるとキリがない、という自分の心中にある枷を取り外し、ここは赤穂市に行ってみよう!
ということで、早速資料を漁ってみた。

調べてみると赤穂市の巨木は数少ない。
これなら1回の探訪で済みそうである。
まずは国2を東に進み、備前市伊部から国250へ。
最初の目的地は赤穂の市街地を抜けた先にある坂越(さこし)地区である。

坂越地区は坂越湾に面したこぢんまりとした町である。
ここの大避神社にスダジイの巨木があるらしい。
神社の正面に向かって車を進めたが、近くに駐車場はない。
左手に登って行く道が神社に続いているのか、と登って行ったが、どうもそうでもないらしい。
途中に案内板があったので車を止めて見ると、一帯は『船岡園風致地区』で道は自然遊歩道ということである。
そしてその案内板に「ツブラジイの巨木」も記されていた。

環境庁のデータではスダジイとなっているが、スダジイとツブラジイは近縁の種であり、ネットで調べてもみてもわざわざ見分け方が載せられているほどである。
案内板には他に巨木は記されていないし、おそらくこれはツブラジイの方が正しいのであろう。

そのツブラジイ、遊歩道の傍らに立っているようである。
少し車を進めて行くと、右手にそれらしい風格のある樹が見つかった。
主幹に空洞があるものの、樹勢は良さそうである。
データでは幹周は5.35mとのこと。

                ムクノキ

次いで神社の境内に入る。
ここで目立つのは御神木のモミ。
幹周は3.12mとのことであるが、惜しむらくは樹冠が欠けている。

面白いことに境内のあちこちに注意書があった。
『イノシシが地面を掘りかえしています。注意して境内を歩いて下さい。石がゴロゴロしています。』
ほほう、南部でもイノシシが出るのか…。
幸いなことにイノシシには遭遇しなかった。

                臥龍梅
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神社を後にして来た道を徒歩で下る。
すぐ近くに妙道寺という寺があり、ここには幹周4.1mのイチョウがある。
実際にすぐ下方に見えているのだ。
何となく細道を辿って行くと行きつけそうな気がする…。

感覚を頼りにくねくねと歩く。
適当に家と家の間の細道を辿る。
妙道寺に無事到着。


妙道寺のイチョウは枝の分れ目が瘤々としており、男性的な樹である。

                カゴノキ
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