巨木探訪:吉永町(1)
前回、本年最後の、と書いたが、思いがけず時間が空いた。
おまけに天気も冬晴れで青空が爽快である。
これは出かけなくてはなるまい…
最近の樹行の所要時間を考えると、おおむね往復の走行距離が100〜130kmくらいが訪れることのできる範囲のようである。
最近は県南方面が中心であったので、今回は旧吉永町を探訪してみることにした。
吉永町へは県96を東進。
和気橋を渡り南に下がって左折し、山陽本線沿いの道となる。
そのまま進むと吉永町の中心部である『吉永中』に着く。
吉永駅を過ぎて『吉永』の信号を左折し、踏切を渡ってすぐ右折、200mほど進んだ左手が吉永小学校である。
ここの校庭には町指定の「オガタマノキ」がある。
もともと巨木になる種類ではなく、ここの樹も幹周は1.9m。
樹齢は150年ということで、これでもオガタマノキとしては大きいほうである。
校庭ということで樹冠がかなり伐採されているのは致し方ないか…。
吉永の信号に戻りそのまま南に直進。
環境庁データによると南方658番地に「牛神のケヤキ」があることになっている。
金剛川を渡ってしばらく進むと左手に松本寺があり、寺へ入る道の入り口あたりが該当する番地のはずであるが、それらしい樹は見当たらない。
早々にあきらめ次に進むことにする。
再び吉永の信号に戻り右折して東進。
3kmほど進んだ左手の山裾にある金彦神社を目指す。
金谷橋の手前に『金谷首塚様』という大きな看板があるところを左手に入ると金谷地区である。
7〜800m進むと左手に山陽本線の下をくぐって山の方に上がっていく道がある。
(かなり狭いガードなので大型の4駆は通れそうにない。)
道なりに進むと左手に金彦神社がある。
鳥居の横にあるカヤとムクノキをはじめとして神社裏手の社叢全体が立派であり、また清々しい空気に満ちていた(社叢は町指定)。
ちなみに環境庁データによると、金彦神社には2m弱〜4m級の樹が9本もピックアップされている。
ここで県90を西に、またまた吉永の信号まで戻る。
右折して山陽本線の踏切を渡り今度は左折(県261)。
200mも行かないうちに右手に折れて県368に入る。
北上して800mくらい、吉永中学校を過ぎたあたりで右手を見ると、民家の奥の方に緑の樹冠が見える。
中学校の隣にある森林組合に車を停め、則枝商店の手前の道を歩いて入っていくと左手に樹が見える。
「天神社のカゴノキ」(町指定)である。
データによると幹周4.55m、カゴノキとしては「滝山のカゴノキ」に次いで県下第二位である。
地上2mあたりから太い枝が八方に蛸の脚のようにくねって伸び、なかなか面白い形をしている。
ゴツゴツした幹もカゴノキ特有の樹肌の模様とあいまって、なんだか愛らしい樹であった。
おまけに天気も冬晴れで青空が爽快である。
これは出かけなくてはなるまい…
最近の樹行の所要時間を考えると、おおむね往復の走行距離が100〜130kmくらいが訪れることのできる範囲のようである。
最近は県南方面が中心であったので、今回は旧吉永町を探訪してみることにした。
吉永町へは県96を東進。
和気橋を渡り南に下がって左折し、山陽本線沿いの道となる。
そのまま進むと吉永町の中心部である『吉永中』に着く。
吉永駅を過ぎて『吉永』の信号を左折し、踏切を渡ってすぐ右折、200mほど進んだ左手が吉永小学校である。
ここの校庭には町指定の「オガタマノキ」がある。
もともと巨木になる種類ではなく、ここの樹も幹周は1.9m。
樹齢は150年ということで、これでもオガタマノキとしては大きいほうである。
校庭ということで樹冠がかなり伐採されているのは致し方ないか…。
吉永の信号に戻りそのまま南に直進。
環境庁データによると南方658番地に「牛神のケヤキ」があることになっている。
金剛川を渡ってしばらく進むと左手に松本寺があり、寺へ入る道の入り口あたりが該当する番地のはずであるが、それらしい樹は見当たらない。
早々にあきらめ次に進むことにする。
再び吉永の信号に戻り右折して東進。
3kmほど進んだ左手の山裾にある金彦神社を目指す。
金谷橋の手前に『金谷首塚様』という大きな看板があるところを左手に入ると金谷地区である。
7〜800m進むと左手に山陽本線の下をくぐって山の方に上がっていく道がある。
(かなり狭いガードなので大型の4駆は通れそうにない。)
道なりに進むと左手に金彦神社がある。
鳥居の横にあるカヤとムクノキをはじめとして神社裏手の社叢全体が立派であり、また清々しい空気に満ちていた(社叢は町指定)。
ちなみに環境庁データによると、金彦神社には2m弱〜4m級の樹が9本もピックアップされている。
ここで県90を西に、またまた吉永の信号まで戻る。
右折して山陽本線の踏切を渡り今度は左折(県261)。
200mも行かないうちに右手に折れて県368に入る。
北上して800mくらい、吉永中学校を過ぎたあたりで右手を見ると、民家の奥の方に緑の樹冠が見える。
中学校の隣にある森林組合に車を停め、則枝商店の手前の道を歩いて入っていくと左手に樹が見える。
「天神社のカゴノキ」(町指定)である。
データによると幹周4.55m、カゴノキとしては「滝山のカゴノキ」に次いで県下第二位である。
地上2mあたりから太い枝が八方に蛸の脚のようにくねって伸び、なかなか面白い形をしている。
ゴツゴツした幹もカゴノキ特有の樹肌の模様とあいまって、なんだか愛らしい樹であった。