とりあえず今日の探訪(1)
順を追って5月の探訪の話を書きたいところだが、今日も樹に会ってきたのでまずはその話を書きます。
昨夜は飲みに出かけ帰宅は午前2時。
10時半に痛む頭を抱えながら起床。
(仕事をせねば、と勘違いして起きてしまった。)
起きてしまったものはどうしようもないので、午前中に1件訪ねてくることにした。
目標は岡山市一日市の一里塚のエノキである。
二日酔いの状態で目的地に着いたのであるが…無い!
エノキが無いのである。
あっら〜!!
一里塚のエノキは平成元年発行の「岡山の樹木(上)」に写真が載っている。
しかし確かに岡山市指定保存樹の一覧にも環境庁のデータベースにも載ってはいなかった。
念のためにあったはずの場所に行ってみたら、切り株だけが残っていた…
とんだ無駄足だったわけである。
さて、午後からはちょっと野暮用を済ませてから、まずは岡山市藤崎のクスノキ2本に会いに行った。
この2本、どちらも個人の屋敷の敷地内に立っている。
よって外側から写真を撮るしかない。
1本は5月に一度訪れているのだが、車を止める場所に問題があったためにじっくり見れなかった。
今回はそこも考慮しての探訪なのでぬかりはない。
(車は近くの操南公民館に停めた。)
どちらのクスノキも立派な枝振りである。
屋敷に覆いかぶさり、まさに屋敷を守っているような印象を受ける。
幹に触れられないのが残念であるが、仕方がない…
♪
さて次は「奥迫川の大山桜」。
いちばん最初のきっかけを作った樹である。
下調べはできていたので気軽に車を走らせた。
県指定の天然記念物とあって、現地近くには道路標識もある。
道なりに車を走らせていると「大山桜P」と書いた看板が目についた。
これくらい有名ならばそれなりに駐車場もあろう、という私の目論見は見事に的中した。
さて、車を降りたがそこから先がわからない。
とりあえず道を登る方向に行くと100mも行かないうちに「←大山桜登山道 ここから300m」という手書きの標識があった。
親切である。
何の躊躇もなく登っていった。
しかし。
300mの登山は普段身体を動かしていない身には意外としんどい。
(ましてや昨夜、不摂生をしている身には)
「5合目 休憩所」と書いてある標識のところまで登ると、もうゼイゼイである。
それでもなんとか山道を登りきったところに…
大山桜はあった。
が、とんでもない斜面である。
写真でもわかると思うが40度くらいの勾配であろうか。
近づいて行くと桜まで10mくらいのところで「立ち入り禁止」のロープが張られていた。
誰も見ていないのでちょっと失礼してロープを超えたのだが…
勾配のキツさに桜の樹に触れるのはあきらめた。
やってやれないことはないが、斜面を滑り落ちたら大変である。
心残りではあるが、あえて引き返すことにした。
下山は別の道になっていた。
桜の咲く季節には多くの人が訪れるため、このようにしてあるのであろう。
しかし季節はずれの山では誰にも会わなかった。
桜が咲くところを見たい気もするが、人がごった返した状態は苦手である。
樹に会うことが目的なのだから、これはこれで良かろう。
昨夜は飲みに出かけ帰宅は午前2時。
10時半に痛む頭を抱えながら起床。
(仕事をせねば、と勘違いして起きてしまった。)
起きてしまったものはどうしようもないので、午前中に1件訪ねてくることにした。
目標は岡山市一日市の一里塚のエノキである。
二日酔いの状態で目的地に着いたのであるが…無い!
エノキが無いのである。
あっら〜!!
一里塚のエノキは平成元年発行の「岡山の樹木(上)」に写真が載っている。
しかし確かに岡山市指定保存樹の一覧にも環境庁のデータベースにも載ってはいなかった。
念のためにあったはずの場所に行ってみたら、切り株だけが残っていた…
とんだ無駄足だったわけである。
さて、午後からはちょっと野暮用を済ませてから、まずは岡山市藤崎のクスノキ2本に会いに行った。
この2本、どちらも個人の屋敷の敷地内に立っている。
よって外側から写真を撮るしかない。
1本は5月に一度訪れているのだが、車を止める場所に問題があったためにじっくり見れなかった。
今回はそこも考慮しての探訪なのでぬかりはない。
(車は近くの操南公民館に停めた。)
どちらのクスノキも立派な枝振りである。
屋敷に覆いかぶさり、まさに屋敷を守っているような印象を受ける。
幹に触れられないのが残念であるが、仕方がない…
♪
さて次は「奥迫川の大山桜」。
いちばん最初のきっかけを作った樹である。
下調べはできていたので気軽に車を走らせた。
県指定の天然記念物とあって、現地近くには道路標識もある。
道なりに車を走らせていると「大山桜P」と書いた看板が目についた。
これくらい有名ならばそれなりに駐車場もあろう、という私の目論見は見事に的中した。
さて、車を降りたがそこから先がわからない。
とりあえず道を登る方向に行くと100mも行かないうちに「←大山桜登山道 ここから300m」という手書きの標識があった。
親切である。
何の躊躇もなく登っていった。
しかし。
300mの登山は普段身体を動かしていない身には意外としんどい。
(ましてや昨夜、不摂生をしている身には)
「5合目 休憩所」と書いてある標識のところまで登ると、もうゼイゼイである。
それでもなんとか山道を登りきったところに…
大山桜はあった。
が、とんでもない斜面である。
写真でもわかると思うが40度くらいの勾配であろうか。
近づいて行くと桜まで10mくらいのところで「立ち入り禁止」のロープが張られていた。
誰も見ていないのでちょっと失礼してロープを超えたのだが…
勾配のキツさに桜の樹に触れるのはあきらめた。
やってやれないことはないが、斜面を滑り落ちたら大変である。
心残りではあるが、あえて引き返すことにした。
下山は別の道になっていた。
桜の咲く季節には多くの人が訪れるため、このようにしてあるのであろう。
しかし季節はずれの山では誰にも会わなかった。
桜が咲くところを見たい気もするが、人がごった返した状態は苦手である。
樹に会うことが目的なのだから、これはこれで良かろう。