項  目

福山市(1)

福山市(2)

福山市part2- (1)

福山市part2- (2)

 

 






訪問日
2011年
3月16日
使用車種
軽 四

備 考
特になし


参考になったHP



福山周辺
巨木探訪:福山市(1)
3月16日、朝から快晴。
春先にふさわしい陽気である。
しかし北の方ではまだ雪が残っている可能性も大きいので、ここは慎重を期して南の方に出かけるべきところ。
思いついたのはまたまた県外、福山市であった。
国道を走れば2時間はかかるところだが、高速を使えば1時間もかからない。
高速料金はかかるが、その分、ガソリンの消費は少なくて済む。
1時前には家を出た。

福山市の巨木は大きく分けて2箇所に存在する。
ひとつは国486沿い、もうひとつは旧沼隈郡界隈である。
まずは行きやすそうな国486沿いから探訪することにした。
福山東インターで下りて国182を北上し、国486との交差点を左折。
そのまま西に向かう。

最初の目的は「吉備津神社のイチョウ」である。
7kmちょっとで右手の県25に入るつもりであったが、5.5kmほどで右手に入って行く道に『吉備津神社→』の案内標識があったので、つい入ってしまった。
生活道路のようであるが、ま、書いてあるのだから道なりに進めば着くのだろう。
『神谷川東詰』の信号で左折すると、案の定県25に出たので右折。
そのまま北上すると左手に吉備津神社がある。

車で進入すると広い駐車場があり、イチョウはその駐車場に立っている。
幹周6.1m、樹下には『大日本老樹古木 大公孫樹』の碑が立っている。
大日本…こりゃまた何時の時代だ?
と、思って碑の側面を見ると大正5年。
ほぼ百年前である。
由緒ある樹…なのだが、幹の中央は空洞化しており、セメントで雨の侵入を防いでいる。
全体的には形の良いイチョウである。

            イチョウ
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来た道を戻り、先ほどの『神谷川東詰』の信号を直進。
すぐに右手の素戔嗚神社に到着。
ここにあるのは「素戔嗚神社のイチョウ(6.4m)」。
4幹の株立ちになっている。
樹冠が欠けているのが気になるが、辺りは静謐な空気。
時折、近所の婆さんがカートを押しながら通り過ぎたり、自転車の小学生も通り過ぎる。
生活の中に溶け込んでいるような場所。

                イチョウ
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素戔嗚神社からは細い道を東に向かう。
いったん国486に出てもいいのだが、そのまま進むと県181を経由して県419に出られそうなので、こちらを選んだ。
駅家駅の北側で県419に出て左折し北上。
服部大池を過ぎたところで左手に入って行くと、集落の中ほどに服部八幡神社がある。
遠くからでも目につくのが「服部八幡神社のイチョウ」。
神社の前に車を停めると、眼前にあるのが「服部八幡神社のムクノキ」。

                イチョウ
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まずはムクノキ(5.7m)。
古老の風格を感じさせる樹であるが、2本の主幹の一方が欠けている。
道路の上に伸びてくるので伐採されたのだろうか?
さらに隣の少し傾いた民家(廃屋?)の屋根が幹に当たっている。
近づいてみると幹の根元近くは反対側が透けて見えるし、幹の分れ目から下方は空洞化しているようである。
あまり大切にされていないのだろうか…?

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