巨木探訪:〜芳井町(1)
高梁市 : 川上町より続く
来た道を戻り、県77を渡って直進すると東三原の町並みに入る。
突き当りを左折したが、この地点が穴門山神社の参道入口のようである。
ということは東三原は門前町として発達したのであろう。
山の中にしては郵便局や商店があり、意外と活気のある地区のように思えた。
500mほど町並みを走ると四つ辻があり、これを右折すると芳井町に抜けることができる。
(注:この東三原地区は狭い中に芳井町と川上町が混在している。)
山中の道は意外と走りやすい道であったが、左手の山の斜面ではずいぶんと地滑りと倒木が多かった。
2kmほどで県9に連絡。
右折して北西に向かう。
次の目的地は3kmほど進んだ道路右手にある中山天神社。
しかし道路脇の灯篭と石段に気付かず、通り過ぎてしまった。
しばらく進んでからこれはおかしいと気付き、引き返して見つけた次第。
資料によると、ここには3.6mのスギがある。
石段を登って行くと本殿の左右に4本のスギがあった。
向かって左側の2本が大きく、いちばん大きいのは左から2番目のスギであろうか。
真っ直ぐに伸びたスギらしいスギである。
ここからは県9をどんどんと下って行く。
1kmちょっとで左手に入野地区に上る道があるので行ってみる。
とある民家の裏手の墓地に「入野の大松」と呼ばれるクロマツがあるのだ。
マツの巨木がどんどん減っている昨今、3m級のマツなので見ておきたい、と思ったのだが…
地図と睨み合わせてみると、記された道はその民家にのみ続く道のようである。
またまた怪しい人になるのは御免だ。
これは潔く諦めることにした。
県9に戻り4〜5km下ると左手に『妙福寺西参道1.2km』という案内板が見えた。
妙福寺には3mのアベマキがあるのだが、わざわざ時間を割いて登って行ってみるほどでもないか、と思って一旦はスルーしたのだが…
妙福寺のある上鴫高原地区は石灰岩地層で、付近にはJEFミネラルの石灰岩採掘場がある。
また妙福寺にもカルンフェルトと呼ばれる特殊な岩石がある。
この有様を見ておいてもいいのではないか、と思い直し、さらに2kmほど先の東参道から妙福寺に行くことにした。
ちなみにこの地区にはかつて「高原の大マキ」と呼ばれる県下で3指に入るアベマキがあったのだが、2004年に倒壊してしまったそうである。
(地区内の観光案内板にはまだ高原の大マキが記されていた。)
参道の途中に『天然記念物 鬼橋』という案内板があり、ちょっと興味が湧いたのだが、これは時間の関係上スルーし、妙福寺に到着。
本堂左手裏の下山大明神を祀ってある堂の真ん前に立っているのが件のアベマキである。
幹周はそこそこであるが、堂を守っているような姿が好もしい。
本堂裏手にはカルンフェルトがあり、その岩の上にはカシが根を下ろしている。
巨木ではないが根の張り具合もなかなか楽しいものである。
来た道を戻り、県77を渡って直進すると東三原の町並みに入る。
突き当りを左折したが、この地点が穴門山神社の参道入口のようである。
ということは東三原は門前町として発達したのであろう。
山の中にしては郵便局や商店があり、意外と活気のある地区のように思えた。
500mほど町並みを走ると四つ辻があり、これを右折すると芳井町に抜けることができる。
(注:この東三原地区は狭い中に芳井町と川上町が混在している。)
山中の道は意外と走りやすい道であったが、左手の山の斜面ではずいぶんと地滑りと倒木が多かった。
2kmほどで県9に連絡。
右折して北西に向かう。
次の目的地は3kmほど進んだ道路右手にある中山天神社。
しかし道路脇の灯篭と石段に気付かず、通り過ぎてしまった。
しばらく進んでからこれはおかしいと気付き、引き返して見つけた次第。
資料によると、ここには3.6mのスギがある。
石段を登って行くと本殿の左右に4本のスギがあった。
向かって左側の2本が大きく、いちばん大きいのは左から2番目のスギであろうか。
真っ直ぐに伸びたスギらしいスギである。
ここからは県9をどんどんと下って行く。
1kmちょっとで左手に入野地区に上る道があるので行ってみる。
とある民家の裏手の墓地に「入野の大松」と呼ばれるクロマツがあるのだ。
マツの巨木がどんどん減っている昨今、3m級のマツなので見ておきたい、と思ったのだが…
地図と睨み合わせてみると、記された道はその民家にのみ続く道のようである。
またまた怪しい人になるのは御免だ。
これは潔く諦めることにした。
県9に戻り4〜5km下ると左手に『妙福寺西参道1.2km』という案内板が見えた。
妙福寺には3mのアベマキがあるのだが、わざわざ時間を割いて登って行ってみるほどでもないか、と思って一旦はスルーしたのだが…
妙福寺のある上鴫高原地区は石灰岩地層で、付近にはJEFミネラルの石灰岩採掘場がある。
また妙福寺にもカルンフェルトと呼ばれる特殊な岩石がある。
この有様を見ておいてもいいのではないか、と思い直し、さらに2kmほど先の東参道から妙福寺に行くことにした。
ちなみにこの地区にはかつて「高原の大マキ」と呼ばれる県下で3指に入るアベマキがあったのだが、2004年に倒壊してしまったそうである。
(地区内の観光案内板にはまだ高原の大マキが記されていた。)
参道の途中に『天然記念物 鬼橋』という案内板があり、ちょっと興味が湧いたのだが、これは時間の関係上スルーし、妙福寺に到着。
本堂左手裏の下山大明神を祀ってある堂の真ん前に立っているのが件のアベマキである。
幹周はそこそこであるが、堂を守っているような姿が好もしい。
本堂裏手にはカルンフェルトがあり、その岩の上にはカシが根を下ろしている。
巨木ではないが根の張り具合もなかなか楽しいものである。