巨木探訪:〜芳井町(4)
→この文章は 倉敷市真備町より、続きます。
ここからはしばらく寄るべき場所はない。
いや、正確に言えば、道順で行くと美星町と井原市に探索すべき場所はあるのだが、どちらも樹の所在地がはっきりしていないのである。
そこで時間を喰うことを避けたのだ。
井原市内で国486から国313に入って北上し、芳井町へ。
芳井町吉井の『芳井支所前』の交差点を左折。
300m先の二又を右に進み、200mほど先にある柳本商店の角を左折。
そのまま真っ直ぐ進んで行くと1.6kmくらいで四辻があるので右折。
200mほど奥に入って行くと、道が行き止まりになる手前左側に「早川のカヤ」が立っている。
カヤというと加茂町極楽寺のカヤ、芳井町吉祥寺のカヤなど、マツのようにスッと伸びて上の方で枝が樹冠を形成しているイメージがあるが、このカヤはかなり低い位置から太い枝が枝分かれしている。
幹周は4.35mで県下第5位であるが野趣に富んでおり、迫力ではオンリーワンである。
来た道を柳本商店の角まで戻り、ここで左折。
150mほどで道が突き当りになるので左折。
50mほど進んで右手の細い道に入ったところにある民家の裏手に立っているのが「泉谷のカヤ」である。
この細い道は私道なので車で進入はできない。
入り口を通り過ぎた少し先の路側に消防器庫があるので、そこのスペースに駐車した。
芳井町には上述の「早川のカヤ」「吉祥時のカヤ」と合わせて3本のカヤがあるのだが、この「泉谷のカヤ」が最も大きく、幹周は4.94mで県下第2位である。
民家の敷地内にあるのであまりいろいろな角度から眺めることができず、また樹の周囲には網が張られているので勝手に近づくこともできない。
一部に枯れ枝が見えるが樹勢は良さそうである。
これは裏話であるが「泉谷のカヤ」は最初、場所を特定するのに苦労した。
所在地の地番はわかっていたのだが、今年の2月頃にはyahoo地図もmapion地図も掲載されている地番が少なかったのである。
おまけに『泉谷』という地名はどこにも出てこない。
手掛かりはネットで検索したカヤの写真の後方に写っている溜池の堰堤のみ。
そこでこの地区の溜池の位置や大きさを検討したのだが、いまいち確信は得られなかった。
ところがmappleちず丸を開いてみると『泉谷池』というのがあるではないか!
これには小躍りした。
「泉谷のカヤ」という名称は、この池に由来していると思われる。
その後yahoo地図もmapion地図もゼンリンと提携して掲載地番が増えたので、今は検索可能である。
さらに余談であるが、yahoo地図とmapion地図の使い勝手はほぼ同じである。
ゼンリンと提携しているので当たり前といえば当たり前だが。
両者とも利点は、地番検索ができること、道幅などが実測図に基づいていることである。
欠点は県北の方では一部拡大図が出てこない(yahoo)、県北の方では拡大図が精密になっていない(mapion)ことである。
さらにこの両者を比較すると、yahooは一軒一軒の家に地番が付されている点がmapionよりも勝っている。
弱点はyahooの方が少し表示に時間がかかること。
そしてmapionの最大の利点はURLの貼り付けが簡単なことである。
一方、mappleちず丸は地番検索もできるが、正確さに欠ける。
道幅も実測図ではなく、どの道も同じ太さで表示されるので実際に行ってみないとわからない。
利点は全域で拡大図が表示できることと、上述のように池の名前や神社が詳しく載っていること(yahoo、mapionで記載されていない神社でもちゃんと載っている)、そして拡大図ではバス停の名前も表示される点である。
以上をうまく使い分け、プリントアウトして探訪に持参している。
ここからはしばらく寄るべき場所はない。
いや、正確に言えば、道順で行くと美星町と井原市に探索すべき場所はあるのだが、どちらも樹の所在地がはっきりしていないのである。
そこで時間を喰うことを避けたのだ。
井原市内で国486から国313に入って北上し、芳井町へ。
芳井町吉井の『芳井支所前』の交差点を左折。
300m先の二又を右に進み、200mほど先にある柳本商店の角を左折。
そのまま真っ直ぐ進んで行くと1.6kmくらいで四辻があるので右折。
200mほど奥に入って行くと、道が行き止まりになる手前左側に「早川のカヤ」が立っている。
カヤというと加茂町極楽寺のカヤ、芳井町吉祥寺のカヤなど、マツのようにスッと伸びて上の方で枝が樹冠を形成しているイメージがあるが、このカヤはかなり低い位置から太い枝が枝分かれしている。
幹周は4.35mで県下第5位であるが野趣に富んでおり、迫力ではオンリーワンである。
来た道を柳本商店の角まで戻り、ここで左折。
150mほどで道が突き当りになるので左折。
50mほど進んで右手の細い道に入ったところにある民家の裏手に立っているのが「泉谷のカヤ」である。
この細い道は私道なので車で進入はできない。
入り口を通り過ぎた少し先の路側に消防器庫があるので、そこのスペースに駐車した。
芳井町には上述の「早川のカヤ」「吉祥時のカヤ」と合わせて3本のカヤがあるのだが、この「泉谷のカヤ」が最も大きく、幹周は4.94mで県下第2位である。
民家の敷地内にあるのであまりいろいろな角度から眺めることができず、また樹の周囲には網が張られているので勝手に近づくこともできない。
一部に枯れ枝が見えるが樹勢は良さそうである。
これは裏話であるが「泉谷のカヤ」は最初、場所を特定するのに苦労した。
所在地の地番はわかっていたのだが、今年の2月頃にはyahoo地図もmapion地図も掲載されている地番が少なかったのである。
おまけに『泉谷』という地名はどこにも出てこない。
手掛かりはネットで検索したカヤの写真の後方に写っている溜池の堰堤のみ。
そこでこの地区の溜池の位置や大きさを検討したのだが、いまいち確信は得られなかった。
ところがmappleちず丸を開いてみると『泉谷池』というのがあるではないか!
これには小躍りした。
「泉谷のカヤ」という名称は、この池に由来していると思われる。
その後yahoo地図もmapion地図もゼンリンと提携して掲載地番が増えたので、今は検索可能である。
さらに余談であるが、yahoo地図とmapion地図の使い勝手はほぼ同じである。
ゼンリンと提携しているので当たり前といえば当たり前だが。
両者とも利点は、地番検索ができること、道幅などが実測図に基づいていることである。
欠点は県北の方では一部拡大図が出てこない(yahoo)、県北の方では拡大図が精密になっていない(mapion)ことである。
さらにこの両者を比較すると、yahooは一軒一軒の家に地番が付されている点がmapionよりも勝っている。
弱点はyahooの方が少し表示に時間がかかること。
そしてmapionの最大の利点はURLの貼り付けが簡単なことである。
一方、mappleちず丸は地番検索もできるが、正確さに欠ける。
道幅も実測図ではなく、どの道も同じ太さで表示されるので実際に行ってみないとわからない。
利点は全域で拡大図が表示できることと、上述のように池の名前や神社が詳しく載っていること(yahoo、mapionで記載されていない神社でもちゃんと載っている)、そして拡大図ではバス停の名前も表示される点である。
以上をうまく使い分け、プリントアウトして探訪に持参している。