巨木探訪:真備町
まだ暑くはあるが、秋晴れの良い天気である。
ここのところ北向きの探訪が多かったので、のんびりと南の方を走りたいところである。
といっても、南部はあまり残っていないのだが…芳井町の宿題が残っているので、それを片付けるついでに沿道に立ち寄ることにした。
まずは国486に出なければいけない。
岡山駅西口から新幹線沿いで倉敷市→浜の茶屋で右折して高梁川沿い→川辺橋を渡って国486へ。
当日はそのまま西進したのだが、川辺橋の西側に真備町岡田という地区がある。
ここには「岡田のムクノキ」という巨木があり、実際に訪れたのは昨年の10月であったが、そのまま写真を掲載する機会がなかったので、思い出しながらここで紹介しておく。
「岡田のムクノキ」は所在地の地番はわかっているのだが、地図上では表記されない。
わかっているのは岡田廃寺跡(史跡)にある、ということである。
そこで岡田廃寺跡を調べてみたのだが、やはりいまいち正確な場所がつかめない。
だいたいこの辺り、というところで見当をつけて行くことにしたのだが…
橋を渡ってから700mほど、右手にセブンイレブンがあるところの信号を右折して県280に入る。
そのまま800mほど直進すると県278に合流。
小さな橋を渡って右手に酒屋がある辻に『←岡田廃寺跡』の案内板が。
おお、こりゃラッキー、苦も無く着けそうだ。
左折して200ほど進むと角の書店の先にも案内板。
右折して150mでまた案内板。
右折して小学校の横を通り500mほど進むと四辻である。
はて、この先は?と思いながら、直進すると道が狭くなるので左折してその先にある池の畔まで来ると、ここにも案内板があった。
うむ、よしよし。
ここからは道が細くなるし、池の畔に車を停めて歩いて行くことにした。
しかし、矢印に従って細い道に入って行ったものの、その先がわからない。
少し広い道に出て周囲を眺めていると、田んぼの向こうの小高いところにどうやらそれらしき樹が見えた。
後はそれを目指して田んぼの中を進むのみである。
丘の上に立っている樹というのは、それだけで郷愁をそそる。
幹周は『岡山の巨樹巨木老木』では4.6mとなっているが、倉敷市の調査によると5.06mということである。
幹は縦に裂け目が入り、少し上方には洞もあるようだが樹勢は良さそうである。
それにしても案内板、詰めにきて分からなくなるようではなぁ…
さて、今回はここからが始まり。
国486を進んで行き、井原鉄道井原線『備中呉妹』駅のところで左折。
八高橋を渡ったところが真備町服部地区であるが、この金谷集落にアベマキの巨木があるらしい。
この樹はどこの資料にも出てこないのだが、倉敷緑彩工房というところのHPで発見した。
しかし所在地の地番もまったくわからず、ヒントはアベマキの背後に写っている建物だけである。
見たところ集会所のように見える。
地図で探すと金谷集会所というのが見つかったので、とりあえずそこに行ってみた。
しかしアベマキの巨木はなく、集会所の形も少し違う。
それ以上の手掛かりもないし金谷集落を歩き回るのも面倒なので(しかも本当に巨木かどうかもわからない)、ここはあっさりと退散。
下の道に下りたところ、田んぼの向こうにポツンと立っている形の良い樹が見えた。
巨木かどうかはわからないが、一応確認のために田んぼの中の道を樹に向かう。
辿り着いてみると二幹に分かれたムクノキであった。
かなり下方から分岐しているため、これを巨木の範疇にいれていいものかどうかはわからない。
しかし根の張り具合はなかなかのものである。
樹下には何かの神様が祀られ、それなりに謂れのある樹なのであろう。
「服部新田のムクノキ」と命名することにした。
ここから先は、芳井町(4)へ、続きます。
ここのところ北向きの探訪が多かったので、のんびりと南の方を走りたいところである。
といっても、南部はあまり残っていないのだが…芳井町の宿題が残っているので、それを片付けるついでに沿道に立ち寄ることにした。
まずは国486に出なければいけない。
岡山駅西口から新幹線沿いで倉敷市→浜の茶屋で右折して高梁川沿い→川辺橋を渡って国486へ。
当日はそのまま西進したのだが、川辺橋の西側に真備町岡田という地区がある。
ここには「岡田のムクノキ」という巨木があり、実際に訪れたのは昨年の10月であったが、そのまま写真を掲載する機会がなかったので、思い出しながらここで紹介しておく。
「岡田のムクノキ」は所在地の地番はわかっているのだが、地図上では表記されない。
わかっているのは岡田廃寺跡(史跡)にある、ということである。
そこで岡田廃寺跡を調べてみたのだが、やはりいまいち正確な場所がつかめない。
だいたいこの辺り、というところで見当をつけて行くことにしたのだが…
橋を渡ってから700mほど、右手にセブンイレブンがあるところの信号を右折して県280に入る。
そのまま800mほど直進すると県278に合流。
小さな橋を渡って右手に酒屋がある辻に『←岡田廃寺跡』の案内板が。
おお、こりゃラッキー、苦も無く着けそうだ。
左折して200ほど進むと角の書店の先にも案内板。
右折して150mでまた案内板。
右折して小学校の横を通り500mほど進むと四辻である。
はて、この先は?と思いながら、直進すると道が狭くなるので左折してその先にある池の畔まで来ると、ここにも案内板があった。
うむ、よしよし。
ここからは道が細くなるし、池の畔に車を停めて歩いて行くことにした。
しかし、矢印に従って細い道に入って行ったものの、その先がわからない。
少し広い道に出て周囲を眺めていると、田んぼの向こうの小高いところにどうやらそれらしき樹が見えた。
後はそれを目指して田んぼの中を進むのみである。
丘の上に立っている樹というのは、それだけで郷愁をそそる。
幹周は『岡山の巨樹巨木老木』では4.6mとなっているが、倉敷市の調査によると5.06mということである。
幹は縦に裂け目が入り、少し上方には洞もあるようだが樹勢は良さそうである。
それにしても案内板、詰めにきて分からなくなるようではなぁ…
さて、今回はここからが始まり。
国486を進んで行き、井原鉄道井原線『備中呉妹』駅のところで左折。
八高橋を渡ったところが真備町服部地区であるが、この金谷集落にアベマキの巨木があるらしい。
この樹はどこの資料にも出てこないのだが、倉敷緑彩工房というところのHPで発見した。
しかし所在地の地番もまったくわからず、ヒントはアベマキの背後に写っている建物だけである。
見たところ集会所のように見える。
地図で探すと金谷集会所というのが見つかったので、とりあえずそこに行ってみた。
しかしアベマキの巨木はなく、集会所の形も少し違う。
それ以上の手掛かりもないし金谷集落を歩き回るのも面倒なので(しかも本当に巨木かどうかもわからない)、ここはあっさりと退散。
下の道に下りたところ、田んぼの向こうにポツンと立っている形の良い樹が見えた。
巨木かどうかはわからないが、一応確認のために田んぼの中の道を樹に向かう。
辿り着いてみると二幹に分かれたムクノキであった。
かなり下方から分岐しているため、これを巨木の範疇にいれていいものかどうかはわからない。
しかし根の張り具合はなかなかのものである。
樹下には何かの神様が祀られ、それなりに謂れのある樹なのであろう。
「服部新田のムクノキ」と命名することにした。
ここから先は、芳井町(4)へ、続きます。