巨木探訪:香川県(1)
2月最終の土曜日、珍しく午後から休みを取り一泊で香川県に行ってきた。
香川県宇多津町で弟子が開業しているので、一度様子を見たいと思っていたし、どうせならば丸一日使って樹行と洒落込むのもよかろう、という算段である。
香川県にはけっこう巨木が多い。
環境庁データによると抽出木は599本。
ちなみに岡山県は501本、面積の差を考えるとぜんぜん密度が違う。
(注:岡山県は特に巨木が少ないようである。他の近隣諸県では悠に1,000本を越えている。)
しかし、もちろんのことではあるが、これらすべてを廻れるわけがない。
とりあえずルートを組めそうな道筋にある5m級以上の樹を選び出した。
環境庁データ以外に参考にしたのは下記のサイトである。
香川の巨木
http://www.pref.kagawa.jp/kankyo/shizen/guidemap/big-tree/big-tree.htm
香川の保存樹
http://www.pref.kagawa.jp/kankyo/shizen/guidemap/tree/index.htm
香川県国・県指定天然記念物
http://www.pref.kagawa.jp/kenkyoui/bunka/dosuru/5-6bunkazaiitiran/tennenn.htm
出かけるのにいろいろ手間取って、出発は1時半。
高速に乗れば早いのだが乗るまでにまた時間がかかり、宇多津に着いたのは3時過ぎ。
弟子のところに寄って30分ほど世間話。
あれま、もう時間がない…。
ずいぶんと予定が遅れてしまった。
とりあえず宿泊する高松市に行かねばならない。
道中、坂出市を通るのでここで最初の探訪。
県33を東に向かい、途中から県16に入って進んだ先にあるのが81番札所の白峰寺である。
山を登り下りするだけでも時間を食ってしまうので、最初は外そうか、と思っていたのだが、幹周9.3m(主幹5.6m)のイチョウがあるということなので寄ってみることにした。
山門を入ってイチョウの樹影を捜す。
それらしき樹は頓証寺殿横にあったのだが…見ての通り。
理由は不明であるが主幹が途中からすっぱりと消失していた。
主幹プラス数本の株立ちという姿である。
ここでもう日が傾き始めた。
本来ならば今日のうちにさぬき市まで足を伸ばす予定であったのだが、とてもそんな余裕はない。
とりあえず高松市内の樹だけでも訪ねようと車を飛ばす。
白峰寺を下りて国11を東進し、高松市内で国193に右折。
この国193に並行して走る県280沿いにあるのが「船山神社のクスノキ(7.3m)」である。
これはでかい。
どっしりと根を張り、幹は樹というよりまるで壁のようである。
境内には他にもう1本、名木に選ばれているクスノキがあった。
単体で見ればこちらも立派なのであろうが、いかんせん、大クスノキに比べるとどうしても見劣りがしてしまう。(写真略)
名残惜しいが今日のうちにどうしてももう1本訪ねなければならない。
県280を市街地に戻って行き、民家の密集地の中にあるのが「三社神社のクスノキ(6.45)」である。
周辺の道が細そうなので近くのハローズに車を置いて歩いて行ったが、これは正解。
とても車を停めるようなスペースのないところであった。
このクスノキは比較的小振りなのであるが、すごいのはその根である。
まるで溶岩が流れ出して固まったかのような様相で、よく見ると隣接した民家の床下にまで伸びている。
高札によると、戦国時代からあったという御神木だけに邪険に扱うこともできないのだろうが、民家の間の狭いスペースで、ちょっと窮屈そう。
時刻は6時。
写真でもわかる通り、既に薄闇である。
本日はこれで終了し、ホテルに向かった。
夜は言うまでもなく、弟子と一緒に遅くまで飲み会であった。
香川県宇多津町で弟子が開業しているので、一度様子を見たいと思っていたし、どうせならば丸一日使って樹行と洒落込むのもよかろう、という算段である。
香川県にはけっこう巨木が多い。
環境庁データによると抽出木は599本。
ちなみに岡山県は501本、面積の差を考えるとぜんぜん密度が違う。
(注:岡山県は特に巨木が少ないようである。他の近隣諸県では悠に1,000本を越えている。)
しかし、もちろんのことではあるが、これらすべてを廻れるわけがない。
とりあえずルートを組めそうな道筋にある5m級以上の樹を選び出した。
環境庁データ以外に参考にしたのは下記のサイトである。
香川の巨木
http://www.pref.kagawa.jp/kankyo/shizen/guidemap/big-tree/big-tree.htm
香川の保存樹
http://www.pref.kagawa.jp/kankyo/shizen/guidemap/tree/index.htm
香川県国・県指定天然記念物
http://www.pref.kagawa.jp/kenkyoui/bunka/dosuru/5-6bunkazaiitiran/tennenn.htm
出かけるのにいろいろ手間取って、出発は1時半。
高速に乗れば早いのだが乗るまでにまた時間がかかり、宇多津に着いたのは3時過ぎ。
弟子のところに寄って30分ほど世間話。
あれま、もう時間がない…。
ずいぶんと予定が遅れてしまった。
とりあえず宿泊する高松市に行かねばならない。
道中、坂出市を通るのでここで最初の探訪。
県33を東に向かい、途中から県16に入って進んだ先にあるのが81番札所の白峰寺である。
山を登り下りするだけでも時間を食ってしまうので、最初は外そうか、と思っていたのだが、幹周9.3m(主幹5.6m)のイチョウがあるということなので寄ってみることにした。
山門を入ってイチョウの樹影を捜す。
それらしき樹は頓証寺殿横にあったのだが…見ての通り。
理由は不明であるが主幹が途中からすっぱりと消失していた。
主幹プラス数本の株立ちという姿である。
ここでもう日が傾き始めた。
本来ならば今日のうちにさぬき市まで足を伸ばす予定であったのだが、とてもそんな余裕はない。
とりあえず高松市内の樹だけでも訪ねようと車を飛ばす。
白峰寺を下りて国11を東進し、高松市内で国193に右折。
この国193に並行して走る県280沿いにあるのが「船山神社のクスノキ(7.3m)」である。
これはでかい。
どっしりと根を張り、幹は樹というよりまるで壁のようである。
境内には他にもう1本、名木に選ばれているクスノキがあった。
単体で見ればこちらも立派なのであろうが、いかんせん、大クスノキに比べるとどうしても見劣りがしてしまう。(写真略)
名残惜しいが今日のうちにどうしてももう1本訪ねなければならない。
県280を市街地に戻って行き、民家の密集地の中にあるのが「三社神社のクスノキ(6.45)」である。
周辺の道が細そうなので近くのハローズに車を置いて歩いて行ったが、これは正解。
とても車を停めるようなスペースのないところであった。
このクスノキは比較的小振りなのであるが、すごいのはその根である。
まるで溶岩が流れ出して固まったかのような様相で、よく見ると隣接した民家の床下にまで伸びている。
高札によると、戦国時代からあったという御神木だけに邪険に扱うこともできないのだろうが、民家の間の狭いスペースで、ちょっと窮屈そう。
時刻は6時。
写真でもわかる通り、既に薄闇である。
本日はこれで終了し、ホテルに向かった。
夜は言うまでもなく、弟子と一緒に遅くまで飲み会であった。