香川県
巨木探訪:香川県(7)
駐車場に戻ってやっと一服。
この疲れた足で運転ができるか…?
と懸念したが、意外と大丈夫。

県206を少し東に進んで県4に左折。
ほどなく左手に「長法寺のクスノキ(5.05m)」が見える。
いったん車で進入してみたものの置けそうな場所はない。
県道に戻って近くの集会所の傍らに路駐。
狭い境内に入って行き樹に近づこうとすると犬に激しく吠えられ、写真だけを撮って早々に退散。

          クスノキ
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長法寺から少し北に進んで交差点を右折。
すぐに県200に出るので左折。
再び北進すると左手に見えるのが「雲気八幡宮のクスノキ(5.6m)」。
回り道をすれば車で入れそうなのだが、面倒なので路側帯の広い所に車を停めた。
ここのクスノキもオーソドックスなクスノキである。
写真を撮っていると近くの家の婆さんが「大きなクスノキじゃろう…。」と声をかけてきた。

               クスノキ
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雲気八幡宮の北で県47に左折。
西進して国319を右折、しばらく進んで左手の県25に入れば善通寺の市街地である。
ここからは『善通寺』への案内標識に従って進んで行き、最後に寺の裏手の駐車場に入った。
ここには今回の樹行の目玉ともいうべき樹が2本ある。
駐車場から西院を通って東院に入ってすぐの右手に立っているのが「五社明神の大クスノキ(10.0m)」である。
この樹の壮大さは圧倒的である。
船山神社のクスノキが『壁』で富田神社のクスノキが『恐竜の足』ならば、このクスノキは『要塞』とでも表現したら良いか…。
根は囲いの中いっぱいに張り、一部は囲いの外まで伸びている。
最も低い位置の下枝は支柱に支えられ、15mくらいは伸びていようか。
どの方向から見てもその偉容は変わらず、しかも樹勢も隆々。
ただただ、ため息をつきながら見いるのみ。

          クスノキ
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