項  目

久米南・中央 1

久米南・中央 2

久米南・中央 3

久米南・中央 4

久米南・中央 5

久米南・中央 6

久米南町(補遺)






訪問日
2009年
8月27日
使用車種
 車

備 考
特になし


参考になったHP



久米南町・中央町
巨木探訪:久米南町・中央町(2)
日を改め…次の目的地は上籾の清水寺(せいすいじ)である。
ここには上籾のオオガシと呼ばれる樹があるらしい。
行程としては53号線をさらに北上し、誕生寺から県道376号線を登って行く道が行きやすそうなのであるが、あえて前述の373号線から上ることにした。
というのは、環境庁データでは途中にある松という地区にスギがあることになっていたからである。
所有者は社寺、松地区にある社寺は曽我神社しかないのでここであろうと目星をつけ、レッツ・ゴー!と登り始めたのはいいが、案の定、途中から道がとんでもなく細くなる。
さらに373号線から神社に行くために脇道を左に入ったのだが、これがもう、軽四1台がようやく通れる程度。
徐行していると右手に神社の石段が見えたが、車を停めるスペースなどまったく無い。
そもそもここに目的のスギあるのかどうかも定かでないのだし、ここはスルーすることに決定。


地図を確認しながら373号線をさらに進む。
稜線に沿った道の所々、開けたところには民家があり眺望も良い。
それにしてもこういう場所で生活を営むのは大変であろうなぁ、とつくづく感心する。

やがて道の脇に清水寺への案内板を発見。
急坂を登ると視界が開け、広々とした寺の敷地に着いた。
清水寺は近郷一帯では有名な由緒ある寺だそうである。
山奥にあるにもかかわらずきれいに整備され、私が訪れている間にも2台の車がやってきた。
境内をまっすぐ進むと、石段の右手に町指定天然記念物、銘木百選の榊の木がある。
榊としては巨木なのであるが、残念なことに一般的な意味での巨木ではない。
が、一応写真を撮る。

                榊の木
地図はこちらへ

そして肝心のオオガシであるが…これは見つけることができなかった。
念のため参道を途中まで下ってみたのだがやはりわからない。
これかな?と思う樹もあったが無天(指定なし)なので確認のしようがない。
あきらめて次に向かった。

清水寺からの下りは376号線である。
途中、今岡という集落に柿の木があるらしいのだが所在地は特定できず。
走りながら左右に目を配ってみたが、やはりそれらしい樹はわからなかった。
さらに下り、下庄という地区の北山神社を訪れる。
ここには「北庄のオオガシ」という樹があるらしいのだが、境内にそれらしき樹は見当たらなかった。
早々にあきらめ376号線を下りきったところで誕生寺に向かう。

誕生寺は言うまでもなく法然上人ゆかりの有名な寺である。
ここには上人が奈義町菩提寺のイチョウを杖として持ち帰り庭に挿したところ、それが活着したという謂れから「逆木のイチョウ」と呼ばれているイチョウがある。
県指定天然記念物であり、樹齢は850年。
多数の気根が発生していることから別名「乳垂れのイチョウ」とも呼ばれているが、古色蒼然とした幹は圧巻である。
惜しむらくは樹高があまりないことか。
境内には他に「両幡の椋(三代目)」という巨木もある。

  イチョウ  椋の木
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