巨木探訪:鳥取県倉吉市周辺(3)
山守神社から2kmほど西に進むと山郷神社がある。
ここにもスダジイの巨木があったはずなのだが、どこのサイトで調べたのかわからなくなり、リストには幹周が欠落。
一旦通り過ぎたが、思い直して寄ってみることにした。
石段の左右に立っているスダジイがかろうじて巨木か?
ちょっと失望したが、一応写真に収める。
石段を下りて駐車場の車に戻ったところ、数メートル向こうで男性が鍬を振っていた。
この男性、駐車場に着いた時もいたのだが、その時に私の方をチラチラ見ていた。
何となく嫌な予感がしたのだが、エンジンをかけるとその男性がこちらに近づいてくるではないか!
『あぁ、また不審者扱いか…』と思いながら車の窓を開けると!
「タケノコはいらんかな?」
「えっ!」
予想外の言葉。
「い、いいんですか!?ありがとうございます!」
どうやら神社の竹藪のタケノコが自分の敷地内に生えてくるので掘っていたらしい。
男性にしてみれば放置しておけば大きくなって竹になるので邪魔だ。
今の時期、日常のごとくタケノコを掘る、それだけのことであろう。
しかし私にとっては思いもよらぬ収穫である。
丁重に礼を述べ、タケノコをいただいた。
ちなみに帰って調べてみると、神社の本殿の裏手まで行けばもうちょっと大きいスダジイがあったようである。
ここからは県45を一気に西進。
東伯郡琴浦町の手前でT字路を右手に折れ、県44に入り峠を下る。
ここはバイク乗りのメッカのようで、何台ものバイクを見かけた。
しばらく下って行くと右手に大正神社の社叢が見える。
中でも群を抜いて目立つのが御神木の「古布庄の大スギ」である。
県天、幹周7.1m、樹高35m、樹齢800年。
すっくと立った大スギで遠くからでも一目でわかる。
社殿の右手に立っているが、正面からよりも神社裏手に回ると全体像がよく見える。
(写真は神社裏手から撮ったもの)
神社前の路側帯が広いので、ここで車中にて昼食。
時刻は1時半である。
ここからは県44を下って行く。
途中の三本杉という集落を通過する際に「町天 山川谷のカツラ」という立杭を見かけたが、3kmほど山中に入って行かなければならないようだ。
気になったが、これはスルー。
大スギから3.5kmほど進むと左手にあるのが転法輪寺。
ここの境内には県天のイチョウがあり、道路からでも一目でわかる。
幹周5.8m、樹高24m、推定樹齢600年。
スラっとした姿で、南側の枝に乳柱が見られる。
本樹は雄株。
ここには県天のタブノキの巨木もあったはずなのだが、これは確認できなかった。
寺を出て100mも行かないところで左手にタブノキの案内板がちらっと見えたのだが、どうせ見つからなかったのだから、とそのままスルー。
(帰って確認してみると、実はタブノキは道路を挟んで寺とは反対側の田んぼの中にあったようで、惜しいことをした。)
ここにもスダジイの巨木があったはずなのだが、どこのサイトで調べたのかわからなくなり、リストには幹周が欠落。
一旦通り過ぎたが、思い直して寄ってみることにした。
石段の左右に立っているスダジイがかろうじて巨木か?
ちょっと失望したが、一応写真に収める。
石段を下りて駐車場の車に戻ったところ、数メートル向こうで男性が鍬を振っていた。
この男性、駐車場に着いた時もいたのだが、その時に私の方をチラチラ見ていた。
何となく嫌な予感がしたのだが、エンジンをかけるとその男性がこちらに近づいてくるではないか!
『あぁ、また不審者扱いか…』と思いながら車の窓を開けると!
「タケノコはいらんかな?」
「えっ!」
予想外の言葉。
「い、いいんですか!?ありがとうございます!」
どうやら神社の竹藪のタケノコが自分の敷地内に生えてくるので掘っていたらしい。
男性にしてみれば放置しておけば大きくなって竹になるので邪魔だ。
今の時期、日常のごとくタケノコを掘る、それだけのことであろう。
しかし私にとっては思いもよらぬ収穫である。
丁重に礼を述べ、タケノコをいただいた。
ちなみに帰って調べてみると、神社の本殿の裏手まで行けばもうちょっと大きいスダジイがあったようである。
ここからは県45を一気に西進。
東伯郡琴浦町の手前でT字路を右手に折れ、県44に入り峠を下る。
ここはバイク乗りのメッカのようで、何台ものバイクを見かけた。
しばらく下って行くと右手に大正神社の社叢が見える。
中でも群を抜いて目立つのが御神木の「古布庄の大スギ」である。
県天、幹周7.1m、樹高35m、樹齢800年。
すっくと立った大スギで遠くからでも一目でわかる。
社殿の右手に立っているが、正面からよりも神社裏手に回ると全体像がよく見える。
(写真は神社裏手から撮ったもの)
神社前の路側帯が広いので、ここで車中にて昼食。
時刻は1時半である。
ここからは県44を下って行く。
途中の三本杉という集落を通過する際に「町天 山川谷のカツラ」という立杭を見かけたが、3kmほど山中に入って行かなければならないようだ。
気になったが、これはスルー。
大スギから3.5kmほど進むと左手にあるのが転法輪寺。
ここの境内には県天のイチョウがあり、道路からでも一目でわかる。
幹周5.8m、樹高24m、推定樹齢600年。
スラっとした姿で、南側の枝に乳柱が見られる。
本樹は雄株。
ここには県天のタブノキの巨木もあったはずなのだが、これは確認できなかった。
寺を出て100mも行かないところで左手にタブノキの案内板がちらっと見えたのだが、どうせ見つからなかったのだから、とそのままスルー。
(帰って確認してみると、実はタブノキは道路を挟んで寺とは反対側の田んぼの中にあったようで、惜しいことをした。)