巨木探訪:観音院と牛窓
朝から雨の日曜日、こりゃ樹行は無理だなぁ、久しぶりに家でゆっくりと過ごすか、と思い午後から一眠り。
目覚めると4時半、雨は上がっている。
今から出かけてもなぁ、でもちょっと出かけたいよなぁ…
そこで思いついたのが西大寺観音院。
ここには市指定保存樹のクスノキがあり、昨年の夏に一度訪れている。
しかしこの時はクスノキの立っている場所の後方にある『牛玉所殿』が修復工事の最中であり、クスノキの周囲にも足場が組まれており、まったく絵にならなかったので撤退したのであった。
あれから1年近くなるし、そろそろ修復も終っているのではないか…?
早速ネットで調べてみる。
牛玉所殿の落成は本年11月3日。
しかし大がかりな修復は終っている可能性がある。
家で燻っていても仕方がないので気分転換に出かけてみることにした。
夕方近い観音院には人気がない。
通りすがりのばあさんと犬の散歩をしているおじさんに出会っただけである。
そして「観音院のクスノキ」は、といえば、今回は邪魔になるものはなかった。
来た甲斐があるというものだ。
ここのクスノキは幹周5.0m、かなり太く、樹高も相当ある。
しかし樹齢は150年、まだまだ若い樹である。
しっかりとした幹と力強い根張りが印象的。
ところで牛玉所殿の裏手にも大きなクスノキが2本ある。
しかしこちらはまだ立入禁止区域。
落成後にもう一度訪れなければならないようである。
さて、ネットで観音院を調べている時に、気になる樹を見つけた。
アクセスマップから周辺の観光スポットイラストマップというページを見たのだが、その中に「浜倉のエノキ」という樹が記載されていた。
場所は観音院のすぐ近くなので、ついでに行ってみることにした。
クスノキのすぐ傍にある橋を渡り向州公園に入る。
新堀川沿いに少し北に向かうと小さな橋があるのだが、その橋を渡ったところにエノキは立っている。
どこの資料にも載っていなかったのであまり期待していなかったのだが、近づいてみるとなかなか立派な樹である。
幹周は4m足らずといったところか…しかし、根回りはその倍くらいありそうである。
少し高い位置にはでっかいキノコが派生。
幹の半分は空洞化しているようで、樹医の治療も施されている。
樹下の説明板によると、昔はこの樹に高瀬舟を繋いでいたそうだ。
思わぬ発見に嬉しくなった。
せっかく出かけてきたのだから、もうちょっと足を伸ばすことにする。
県28を通って牛窓へ。
牛窓港に面した牛窓の町並みを抜け、ホテルリマーニを過ぎたところの左手にある海遊文化館、ここの玄関脇に「奈良屋のソテツ」がある。
海遊文化館自体は旧牛窓警察署の建物であり、ソテツはかつて牛窓の大庄屋であった奈良屋から株を移殖したとのことである。
ソテツの巨木はありそうでなかなか無い。
資料では岡山市宿毛に市天然記念物のソテツがあったのだが、これはいつのまにか資料から消えている様子で、検索しても引っかからない。
また笠岡市の妙乗寺にも大ソテツがあったはずなのだが、これは現地に行ったが発見できなかった。
あとは後楽園のソテツくらいか…。
どちらにしても、ソテツの巨木を観るのは初めてである。
樹形からして主幹というのは無く、枝が八方に広がっているのだが、どの枝も太くて逞しい。
白い洋風の建物によく似合っており、絵に描いたようである。
赤い実が成る頃にもう一度観たいものである。
目覚めると4時半、雨は上がっている。
今から出かけてもなぁ、でもちょっと出かけたいよなぁ…
そこで思いついたのが西大寺観音院。
ここには市指定保存樹のクスノキがあり、昨年の夏に一度訪れている。
しかしこの時はクスノキの立っている場所の後方にある『牛玉所殿』が修復工事の最中であり、クスノキの周囲にも足場が組まれており、まったく絵にならなかったので撤退したのであった。
あれから1年近くなるし、そろそろ修復も終っているのではないか…?
早速ネットで調べてみる。
牛玉所殿の落成は本年11月3日。
しかし大がかりな修復は終っている可能性がある。
家で燻っていても仕方がないので気分転換に出かけてみることにした。
夕方近い観音院には人気がない。
通りすがりのばあさんと犬の散歩をしているおじさんに出会っただけである。
そして「観音院のクスノキ」は、といえば、今回は邪魔になるものはなかった。
来た甲斐があるというものだ。
ここのクスノキは幹周5.0m、かなり太く、樹高も相当ある。
しかし樹齢は150年、まだまだ若い樹である。
しっかりとした幹と力強い根張りが印象的。
ところで牛玉所殿の裏手にも大きなクスノキが2本ある。
しかしこちらはまだ立入禁止区域。
落成後にもう一度訪れなければならないようである。
さて、ネットで観音院を調べている時に、気になる樹を見つけた。
アクセスマップから周辺の観光スポットイラストマップというページを見たのだが、その中に「浜倉のエノキ」という樹が記載されていた。
場所は観音院のすぐ近くなので、ついでに行ってみることにした。
クスノキのすぐ傍にある橋を渡り向州公園に入る。
新堀川沿いに少し北に向かうと小さな橋があるのだが、その橋を渡ったところにエノキは立っている。
どこの資料にも載っていなかったのであまり期待していなかったのだが、近づいてみるとなかなか立派な樹である。
幹周は4m足らずといったところか…しかし、根回りはその倍くらいありそうである。
少し高い位置にはでっかいキノコが派生。
幹の半分は空洞化しているようで、樹医の治療も施されている。
樹下の説明板によると、昔はこの樹に高瀬舟を繋いでいたそうだ。
思わぬ発見に嬉しくなった。
せっかく出かけてきたのだから、もうちょっと足を伸ばすことにする。
県28を通って牛窓へ。
牛窓港に面した牛窓の町並みを抜け、ホテルリマーニを過ぎたところの左手にある海遊文化館、ここの玄関脇に「奈良屋のソテツ」がある。
海遊文化館自体は旧牛窓警察署の建物であり、ソテツはかつて牛窓の大庄屋であった奈良屋から株を移殖したとのことである。
ソテツの巨木はありそうでなかなか無い。
資料では岡山市宿毛に市天然記念物のソテツがあったのだが、これはいつのまにか資料から消えている様子で、検索しても引っかからない。
また笠岡市の妙乗寺にも大ソテツがあったはずなのだが、これは現地に行ったが発見できなかった。
あとは後楽園のソテツくらいか…。
どちらにしても、ソテツの巨木を観るのは初めてである。
樹形からして主幹というのは無く、枝が八方に広がっているのだが、どの枝も太くて逞しい。
白い洋風の建物によく似合っており、絵に描いたようである。
赤い実が成る頃にもう一度観たいものである。