巨木探訪:総社市(3)
橋のたもとに戻りそのまま槻谷川に沿って細い道を登って行く。
傾き始めた秋の日差しが山々を照らし紅葉が美しい。
どこまで登れるかわからないので途中の簡易ポンプ場の横の空地に車を置き、そこからは徒歩で行くことにした。
橋から1.5kmほどで道は行き止まりになるのだが、その最後の家の裏手の山の斜面にかなりの高さのがある。
無断で傍まで行くのはさすがに憚られたので、遠目に写真だけを撮らせていただいた。
国180に戻りさらに2kmほど進み、今度は左手の水内橋を渡り県166に入る。
橋を渡って200mほど進むと県166は左手に90度曲がるので間違えないよう要注意。
曲がってから300mほど進み右手に維新小学校が見えるところの左手に空地があるのだが、ここに「原のムクノキ」がある。
道路沿いなので簡単に見つけることができ、駐車も可。
このムクノキも主幹に裂け目がある。
今回このパターンが多いのはなぜだろう…?
周囲には小さな社がふたつと『山本方一郎先生の碑』という顕彰碑、ムクノキと共に西陽に照らされ何とも長閑な秋の日の光景である。
さて、時刻は4時近く。
平野部は既に日陰になっているところが多い。
もうちょっと行けそうな気もするが、どうするか…。
用意したメニューで次に行くとすれば「滝山のカゴノキ」である。
滝山の集落には維新小学校の横を通って山道を登れば行けるはず。
地図ではいちばん山奥の集落なのでちょっと悪い予感がしたが、せっかくここまで来たので行くことにした。
県166から右折し維新幼稚園と維新小学校の間の道を抜け、二つある池の間の道を登って行く。
しかしここで道に迷ってしまった。
滝山へのルートに関しては縮小版の地図しか持ってきていなかったのである。
主ルートさえわかれば十分と思っていたのだが、この地区(山田)の道は細く(軽四でなければ通り抜けられそうにない幅員である)しかもけっこう入り組んでいる。
そのまま登って行っていいものかどうか、もしも間違っていたら引き返せるのか、などなど迷いが浮かぶ。
くるくると回ってあきらめも出始めた時、ふと上方を見ると何やら登って行く軽四が見えた。
『あそこに道があるに違いない。あそこに至る方を目指すのだ!』と思い直し再び道を探した結果…ようやく山頂方向へ登って行く一本の道を見つけた。
(正解は最初の道をそのまま登って行くと二つの池から500mほどで小さな池がある。そこに案内板があるので90度左折すると良い。)
しかしこれがまたとんでもなく細い道。
軽四でも対向車と絶対にすれ違えない。
出会わないことを祈りつつ約3kmほど登ったら視界が開けた。
さて、カゴノキはどこだろうかと山の斜面に目をやると、左手前方にちょっと周囲からは目立つ樹があった。
位置的にもそれらしい気がするので道を辿って行き、樹下で停まってみたところまさにビンゴであった。
斜面にあるので少し観にくいのであるがカゴノキとしては県下最大の幹周である。
山の中ということで通る車もないだろう、と思い、樹下に車を停めたまましばらく観賞した。
さて帰路は、というと、来た道に戻りたいのだがバックでUターンするのが不安である。
かといってそのまま進んで迷わず下る道に出る保証もない。
とりあえず前進して行くと、山間に入る道の入り口にちょっとスペースがあったので安心してUターン。
そのまま来た道を下ることができた。
平野部は既に薄暗くなりかけている。
本日の探訪はここまで。
帰路、あきらめなくて良かったという思いとともに、本日の収穫に大変満足した私であった。
それにしても、こういうところに人が住んでいるということにはいつも感心させられるなぁ…。
傾き始めた秋の日差しが山々を照らし紅葉が美しい。
どこまで登れるかわからないので途中の簡易ポンプ場の横の空地に車を置き、そこからは徒歩で行くことにした。
橋から1.5kmほどで道は行き止まりになるのだが、その最後の家の裏手の山の斜面にかなりの高さのがある。
無断で傍まで行くのはさすがに憚られたので、遠目に写真だけを撮らせていただいた。
国180に戻りさらに2kmほど進み、今度は左手の水内橋を渡り県166に入る。
橋を渡って200mほど進むと県166は左手に90度曲がるので間違えないよう要注意。
曲がってから300mほど進み右手に維新小学校が見えるところの左手に空地があるのだが、ここに「原のムクノキ」がある。
道路沿いなので簡単に見つけることができ、駐車も可。
このムクノキも主幹に裂け目がある。
今回このパターンが多いのはなぜだろう…?
周囲には小さな社がふたつと『山本方一郎先生の碑』という顕彰碑、ムクノキと共に西陽に照らされ何とも長閑な秋の日の光景である。
さて、時刻は4時近く。
平野部は既に日陰になっているところが多い。
もうちょっと行けそうな気もするが、どうするか…。
用意したメニューで次に行くとすれば「滝山のカゴノキ」である。
滝山の集落には維新小学校の横を通って山道を登れば行けるはず。
地図ではいちばん山奥の集落なのでちょっと悪い予感がしたが、せっかくここまで来たので行くことにした。
県166から右折し維新幼稚園と維新小学校の間の道を抜け、二つある池の間の道を登って行く。
しかしここで道に迷ってしまった。
滝山へのルートに関しては縮小版の地図しか持ってきていなかったのである。
主ルートさえわかれば十分と思っていたのだが、この地区(山田)の道は細く(軽四でなければ通り抜けられそうにない幅員である)しかもけっこう入り組んでいる。
そのまま登って行っていいものかどうか、もしも間違っていたら引き返せるのか、などなど迷いが浮かぶ。
くるくると回ってあきらめも出始めた時、ふと上方を見ると何やら登って行く軽四が見えた。
『あそこに道があるに違いない。あそこに至る方を目指すのだ!』と思い直し再び道を探した結果…ようやく山頂方向へ登って行く一本の道を見つけた。
(正解は最初の道をそのまま登って行くと二つの池から500mほどで小さな池がある。そこに案内板があるので90度左折すると良い。)
しかしこれがまたとんでもなく細い道。
軽四でも対向車と絶対にすれ違えない。
出会わないことを祈りつつ約3kmほど登ったら視界が開けた。
さて、カゴノキはどこだろうかと山の斜面に目をやると、左手前方にちょっと周囲からは目立つ樹があった。
位置的にもそれらしい気がするので道を辿って行き、樹下で停まってみたところまさにビンゴであった。
斜面にあるので少し観にくいのであるがカゴノキとしては県下最大の幹周である。
山の中ということで通る車もないだろう、と思い、樹下に車を停めたまましばらく観賞した。
さて帰路は、というと、来た道に戻りたいのだがバックでUターンするのが不安である。
かといってそのまま進んで迷わず下る道に出る保証もない。
とりあえず前進して行くと、山間に入る道の入り口にちょっとスペースがあったので安心してUターン。
そのまま来た道を下ることができた。
平野部は既に薄暗くなりかけている。
本日の探訪はここまで。
帰路、あきらめなくて良かったという思いとともに、本日の収穫に大変満足した私であった。
それにしても、こういうところに人が住んでいるということにはいつも感心させられるなぁ…。