2日目-1 
さて2日目。

タイでのゴルフは、朝が早い。
我々も、朝6時、パンをいくつかとヨーグルト2種、バナナ1本が無造作に入れられた“ブレックファスト・ボックス”という名のビニール袋を手にホテルを出発。
向かうは名門「タイカントリー」。

渋滞を予測しての出発時刻だったのに、車は少なく、スイスイ飛ばしてあっさり到着すると、クラブハウスの入口では制服を着たキャディさんたちがお出迎え。  

        残念ながら女性ばかり。クラブハウスの入口      
イケメンもいるならもっと女性ゴルファーが増えていいビジネスになるのに…、とは前回も思ったこと。。。


ここタイカントリーでは、今や“あらら”になっっちゃったタイガー・ウッズがその昔、ミドルホールでワンオンし(でも3パットでパーだったけど)優勝したこともあるという。   
  ワンオン   タイガー・ウッズ

 


ゴルフ場自体もとても美しいレイアウトで、眺めてるだけでも気持ちがいい。 

      美しいレイアウト

 

    美しいレイアウト

 

    美しいレイアウト

ゴルフの方は、気温が高いのでボールが異常によく飛ぶのと、グリーンが硬くて速いのでダイレクトで乗ると必ずオーバーするので、日本で振るより2クラブ下げてちょうどいいくらいだった。
だけど、頭がなかなかそうと割り切れず、距離感間違いやグリーンの読み違いで平凡なスコアだったと思う(全部キャディさんが数えてくれるので、スコアのことはほとんど意識しないでプレーが進んだ)。

また、プレイヤー1人にキャディさんとカートが1人と1台とつくのでラクチンの極致だし、日本のように途中9ホールで昼食を挟むことなく、途中茶店で軽いものをほおばりながらもスルーで18ホール回るのも結果的には楽だと思う。


そして、タイカントリーはコースの美しさも素晴らしかったが、クラブハウスのゴージャスさにも圧倒された。 特に女性のロッカールームは高級スパの雰囲気。 広々としたシャワーブースが6か所あり、天井の一部がガラス張りでとても明るい。 そして、写真撮影禁止だったけど、ジャグジーはちょっとしたリゾートホテルのプールのようだった。  

    シャワールーム
ジャグジーからあがって休憩するサロンのようなところ。 ラウンドの疲れも一気に吹っ飛ぶ。

 

さてお昼。
クラブハウスでのブッフェ形式の昼食はタイ料理のオンパレードで、とても美味しかった。

タイ風ラーメンシャワールーム

 

     グルーンカレーとニラ饅頭(?)シャワールーム

 


ところで、タイカントリーには予定よりずいぶん早く着き、これならもうちょっと寝ていたかったなぁ〜などと思ってたら、クラブマスターからいきなり「じゃ、スタートしてください」と言われた。
何カ月も前から予約してたスタート時間は何だったのという素朴な疑問もわいたけど、早くホールアウト(終了)でき、午後の予定に余裕ができるから、ま、いいか♪と納得。


そんなわけでスパには予約した4時より早く着けそうだったので、早めに行っていいか問い合わせたら、OKとのこと。

今回行くスパ「ディバナ マッサージ&スパ」はバンコックの“街の中なのに一軒家”が売りの、ゆったりした感じのところ 
      ディバナ マッサージ&スパ
うんうん、なかなかいい感じ ♪

ところが、早く来てもOK!というのは早く始められるということではなく、待ってる場所があるということだったらしい。  
      待ってる場所
ここ、雰囲気出てますが、実は蚊が飛び交っていた。
(前夜に引き続き)ルックスで選ばれたに違いないと思わせるおねえさんに「蚊がいるんですけど〜」と言ったら、隅の方から日本製液体蚊取器が出てきて、日本の蚊取り文化の偉大さを思い知った。


出されたコーン茶 コーン茶

 

を飲んだり、雑談してると、
      マッサージオイル
が運ばれてきた。
好みのマッサージオイルをこの中から選べということらしい。
手前がスクラブマッサージ用で、右からグリーンティー、ローズ、ベリー、セサミ。
この中からホワイトニング効果があるというのでベリーを選択。

向こう側がアロママッサージ用で、ジャスミンやラベンダーとか(他は忘れた)。
リラックス系のラベンダーを選択。


我々は個室をオーダーしていたので、一人一人違う部屋でマッサージを受ける。
      部屋

ここに案内してくれたのは可愛いおねえさんで、この人がマッサージをするのかな〜?力弱そうだな〜と思ってたら部屋の前でバトンタッチ。
ルックスより技術で選ばれました!!みたいな、おねえさんとおばさんの間くらいの人が「サワディカ〜(こんにちは)」と手を合わせ、部屋に招き入れてくれた。

部屋は薄暗くてちょっと怪しい感じだが、簾の向こうにはバスタブ付きシャワーと化粧台がある。

まずはスクラブマッサージから。
オイルにはベリーだけじゃなく、絶対に塩が入ってると思わせるツブツブ感があった。指のマッサージをしてもらったら、あかぎれの所がかなりしみたし(~_~;)
でも、血行がよくなってきてるのが自分でもわかったし、マッサージしてくれてる人の技量もなかなかのものだった。

で、全身スクラブオイルだらけになったところでタオルかシーツみたいなものに包まれ、しばらく蒸された後シャワー。
ちょっとなめてみたらやっぱりちょっと塩辛かった。


その後、アロマオイルによるマッサージ。
タイ式マッサージの要素が入っていたり、カトマンドゥや日本でしてもらったのと似てるところもあったりで、これは一つの“汎アジア文化”であると1人でうなずいてみた。

スクラブの時はまったりできなかったが、アロママッサージのほうは凝りからの解放感と、ラベンダーのほのかにいい香りと、ハードスケジュールの疲れとが混ざり合って、意識が飛びっぱなしだった。

はい終わり!って言われた時は
「延長ってのありますか〜?」と言いたい気持ちに駆られたが、おねえさんは日本語は全然、英語もほとんど通じなかったのであきらめた。

いや〜極楽極楽。
うっとりしてチップを渡すのを忘れそうになったけど、このチップが彼女たちの生計の足しになってると聞いていたので、「コップンカ〜(ありがとう)」と言って手渡すと微笑み返してくれた♪


受付の部屋に戻るとマンゴスティンとバナナ、それに冷たいお茶が出てきて、ぼ〜っとしていた頭がだんだん正気に戻っていく。
フルーツ

で、そのタイミングを逃さず、お会計の明細が出てくる。
さすが!!と思って奥を見ると、いかにもビジネス上手な感じのマネージャーが座っていた。。。
でも、日本じゃこの倍から3倍はするから、お得感は100%。
今回一緒に行った人の中にはスパ初体験の人もいて、どうかな?とちょっと気になってたけど、「目から鱗だわ」という感想だったので、よかった、よかった(*^^)v

さぁ、これでスッキリ疲れも取れて、次はお楽しみの夕食であります。