巨木探訪:倉敷市〜補遺2
正月の3が日も済ませなければならない慣習を済ませると、いささか暇である。
同時にのんびりする時間にも飽きたし、そろそろ始動したいという虫も蠢き始めてきた。
ということで今年の一発目であるのだが、例によって遠くまでは行けない、北には行けないという制約がある。
県南でまだ行っていない所…ということで、倉敷市茶屋町の住吉神社を訪ねることにした。
ここには『倉敷市の巨木』のひとつ、「住吉神社のクスノキ」がある。
そしてソテツの巨木もあるらしい。
そんなに遠い所ではないし、ここは散歩気分で出かけてみるか…。
茶屋町という地名はよく耳にするが、実際に訪れるのは初めてである。
地図で確認すると、岡山バイパスの『早島中』で左折し県165を南に下って行くルートが無難な様子。
住吉神社はJR瀬戸大橋線・宇野線『茶屋町駅』のひとつ手前の『久々原駅』の東方にある。
近くの目印は『すずらん歯科クリニック』。
県165を南下していると左手に『すずらん歯科クリニック 300m』という看板があった。
左折してJRの踏切を渡って直進すると四辻に信号、ここを左折して600mほど北に戻れば神社に辿り着く。
神社の裏手に公会堂があり、ここは神社の裏入口でもあると同時に駐車場でもある。
車を停めるとクスノキはすぐ眼前にあった。
幹周は3.12mで驚くような数字ではないのだが、低い位置から枝分かれし全体的に大きな樹冠を作っている。
また単木で立っているため、なかなか見応えのある樹である。
写真を撮っていると夫婦と子供の4人連れの家族が初詣にやってきたが、私が撮っていたせいか、しばし樹下に立ち止まって樹に関心を示していたようであった。
一方、ソテツであるが、クスノキのすぐ近くにかなり大きな株があった。
写真を撮りながらふと見ると、本殿の反対側にもソテツの株があるようである。
廻ってみると、こちらの株の方がすごい。
最大の幹は幹周1m以上、高さは5m以上はあろう。
株立ちの端にある切株はさらに太い幹だったようである。
(注:ソテツは『倉敷市の巨木』には選定されていない。)
時間が余ったので個人宅の巨木を少し探してみることにした。
茶屋町から県156を下り藤戸町天城で県22に合流、西進して粒江小学校横の交差点を直進して県275へ。
1.5kmほど進んだ吉岡地区の民家のクスノキを訪ねてみた。
該当する番地の民家の裏手に確かにクスノキはあったのだが…資料では幹周は3.15m、樹高8m、実際に見てみると枝打ちもされており、あまり巨木の勇壮さはない。
写真は1枚だけ撮ったが、ここは割愛させていただく。
余談であるが、この民家の中庭には立派なクロガネモチがあった。
手入れが施され、形よく聳え立っている。
遠目にも赤い実が見え、巨木ではないのだろうがこちらの方が印象的であった。
さらに帰路で五日市の民家のクスノキを探してみたが、こちらはよくわからなかった。
おそらく民家の裏手の山裾にでもあるのではないかと思われたが、そこまで探索する熱意もなく、ここは撤退。
帰り道のバイパスはやけに混んでいたが、イオン倉敷やMOPに行った人々であろう。
この方面、正月なんぞに出かけるものではないな、と思った次第である。
同時にのんびりする時間にも飽きたし、そろそろ始動したいという虫も蠢き始めてきた。
ということで今年の一発目であるのだが、例によって遠くまでは行けない、北には行けないという制約がある。
県南でまだ行っていない所…ということで、倉敷市茶屋町の住吉神社を訪ねることにした。
ここには『倉敷市の巨木』のひとつ、「住吉神社のクスノキ」がある。
そしてソテツの巨木もあるらしい。
そんなに遠い所ではないし、ここは散歩気分で出かけてみるか…。
茶屋町という地名はよく耳にするが、実際に訪れるのは初めてである。
地図で確認すると、岡山バイパスの『早島中』で左折し県165を南に下って行くルートが無難な様子。
住吉神社はJR瀬戸大橋線・宇野線『茶屋町駅』のひとつ手前の『久々原駅』の東方にある。
近くの目印は『すずらん歯科クリニック』。
県165を南下していると左手に『すずらん歯科クリニック 300m』という看板があった。
左折してJRの踏切を渡って直進すると四辻に信号、ここを左折して600mほど北に戻れば神社に辿り着く。
神社の裏手に公会堂があり、ここは神社の裏入口でもあると同時に駐車場でもある。
車を停めるとクスノキはすぐ眼前にあった。
幹周は3.12mで驚くような数字ではないのだが、低い位置から枝分かれし全体的に大きな樹冠を作っている。
また単木で立っているため、なかなか見応えのある樹である。
写真を撮っていると夫婦と子供の4人連れの家族が初詣にやってきたが、私が撮っていたせいか、しばし樹下に立ち止まって樹に関心を示していたようであった。
一方、ソテツであるが、クスノキのすぐ近くにかなり大きな株があった。
写真を撮りながらふと見ると、本殿の反対側にもソテツの株があるようである。
廻ってみると、こちらの株の方がすごい。
最大の幹は幹周1m以上、高さは5m以上はあろう。
株立ちの端にある切株はさらに太い幹だったようである。
(注:ソテツは『倉敷市の巨木』には選定されていない。)
時間が余ったので個人宅の巨木を少し探してみることにした。
茶屋町から県156を下り藤戸町天城で県22に合流、西進して粒江小学校横の交差点を直進して県275へ。
1.5kmほど進んだ吉岡地区の民家のクスノキを訪ねてみた。
該当する番地の民家の裏手に確かにクスノキはあったのだが…資料では幹周は3.15m、樹高8m、実際に見てみると枝打ちもされており、あまり巨木の勇壮さはない。
写真は1枚だけ撮ったが、ここは割愛させていただく。
余談であるが、この民家の中庭には立派なクロガネモチがあった。
手入れが施され、形よく聳え立っている。
遠目にも赤い実が見え、巨木ではないのだろうがこちらの方が印象的であった。
さらに帰路で五日市の民家のクスノキを探してみたが、こちらはよくわからなかった。
おそらく民家の裏手の山裾にでもあるのではないかと思われたが、そこまで探索する熱意もなく、ここは撤退。
帰り道のバイパスはやけに混んでいたが、イオン倉敷やMOPに行った人々であろう。
この方面、正月なんぞに出かけるものではないな、と思った次第である。