巨木探訪:矢掛町(2)
喜びを噛みしめながら国486に戻り2kmほど西進し『元町』の信号を右折。
矢掛の旧街道に入り右折し、すぐに左折、さらにすぐに左折して100mほど進むと右手に専教寺がある。
門前の駐車場に車を停めて山門を見ると松の枝がはみ出している。
これが町指定の『臥龍松』である。(なぜか臥龍が続く。)
境内に入ると枝は南北方向にさらに伸びている。
説明版によると南北の枝は15m以上あるらしい。
専教寺から出てくると少し向こうに高い樹が見えた。
雰囲気としてはムクノキっぽいが、こんなところに巨木があったっけ?
樹は白壁に囲まれた敷地内にある様子であるが、この壁はただものではない。
個人の家宅だとしたら、相当大きな屋敷である。
とりあえずその方向に足を進めると壁は小川沿いにずっと続いている。
壁の切れ目に細い通路があったのでそちらに曲がる。
旧街道に出るだろうと思っていたらその通りだったのであるが、壁の内部の正体は『脇本陣高草家』であった。
入り口には入場料が記してある。
『大人(高校生以上、一般)300円』
お金が惜しいわけではないが、樹以外のことには構っている暇はない。
しかしあの樹、気になる…。
ということで、結局中に入ることにした。
入ってみると…無人?
かと思ったら、管理人という男性が現れた。
現れて、入場料を払い、これで内部を自由に見学できるのだな、と思いきや!
管理人さん「まぁ、そこに座ってください。」と…。
抗う謂われも無いので言われるままに腰掛けると、管理人さんが滔々と説明を始めた。
「そもそもこの脇本陣は…」
おいおい、どこまで続くんだ!?
されど哀しき観光客。
管理人さんの話を黙って聞くしかない…早く案内して欲しいのだが。
そうこうしているうちに新たな客(老夫婦)がやってきた。
管理人さんは今まで話したことのダイジェストを新たな客に説明し、ようやく内部の案内になった。
「ここが台所で…」
いや、それはそれでいいのだが早く樹に近づいて欲しい。
順を追って回って行き、ようやく樹のところまで来た。
樹はエノキということである。
幹周は3mちょい、くらいか?
管理人さんの話を片耳で聞きながらちょいちょいと写真を撮る。
しかし全貌を撮るまでには至らず、そうこうしているうちに次の場所へ。
ようやくすべての説明が終わり入り口に戻った。
「すみません、写真撮っていいですか?」と了承を得て一目散にエノキの元へ。
続けざまに写真を撮り脇本陣を後にした。
ちなみに老夫婦は城ノ崎から来たとのこと。
さらにもう1人、若いお兄さんが後から加わったのだが、この人は東京から来ていた。
矢掛の陣屋、恐るべし。
かなり全国区である。
時間に追われている私としては気が気ではなかった。
管理人さんには申し訳ないが、ここでロスタイム約40分。
先を急がねば日が暮れてしまう。
急いで車に戻り、今度は『元町』の信号を直進、弦橋を渡る。
渡ってすぐに土手沿いに右折。
すると200mほど先に町指定の「里山田のムクノキ」がある。
幹周は5.1mとのことであるが6m近くあるのではなかろうか?
主幹には空洞があり古木の風格を感じさせる樹である。
周囲に遮るものも無いので四方から写真を撮った。
矢掛の旧街道に入り右折し、すぐに左折、さらにすぐに左折して100mほど進むと右手に専教寺がある。
門前の駐車場に車を停めて山門を見ると松の枝がはみ出している。
これが町指定の『臥龍松』である。(なぜか臥龍が続く。)
境内に入ると枝は南北方向にさらに伸びている。
説明版によると南北の枝は15m以上あるらしい。
専教寺から出てくると少し向こうに高い樹が見えた。
雰囲気としてはムクノキっぽいが、こんなところに巨木があったっけ?
樹は白壁に囲まれた敷地内にある様子であるが、この壁はただものではない。
個人の家宅だとしたら、相当大きな屋敷である。
とりあえずその方向に足を進めると壁は小川沿いにずっと続いている。
壁の切れ目に細い通路があったのでそちらに曲がる。
旧街道に出るだろうと思っていたらその通りだったのであるが、壁の内部の正体は『脇本陣高草家』であった。
入り口には入場料が記してある。
『大人(高校生以上、一般)300円』
お金が惜しいわけではないが、樹以外のことには構っている暇はない。
しかしあの樹、気になる…。
ということで、結局中に入ることにした。
入ってみると…無人?
かと思ったら、管理人という男性が現れた。
現れて、入場料を払い、これで内部を自由に見学できるのだな、と思いきや!
管理人さん「まぁ、そこに座ってください。」と…。
抗う謂われも無いので言われるままに腰掛けると、管理人さんが滔々と説明を始めた。
「そもそもこの脇本陣は…」
おいおい、どこまで続くんだ!?
されど哀しき観光客。
管理人さんの話を黙って聞くしかない…早く案内して欲しいのだが。
そうこうしているうちに新たな客(老夫婦)がやってきた。
管理人さんは今まで話したことのダイジェストを新たな客に説明し、ようやく内部の案内になった。
「ここが台所で…」
いや、それはそれでいいのだが早く樹に近づいて欲しい。
順を追って回って行き、ようやく樹のところまで来た。
樹はエノキということである。
幹周は3mちょい、くらいか?
管理人さんの話を片耳で聞きながらちょいちょいと写真を撮る。
しかし全貌を撮るまでには至らず、そうこうしているうちに次の場所へ。
ようやくすべての説明が終わり入り口に戻った。
「すみません、写真撮っていいですか?」と了承を得て一目散にエノキの元へ。
続けざまに写真を撮り脇本陣を後にした。
ちなみに老夫婦は城ノ崎から来たとのこと。
さらにもう1人、若いお兄さんが後から加わったのだが、この人は東京から来ていた。
矢掛の陣屋、恐るべし。
かなり全国区である。
時間に追われている私としては気が気ではなかった。
管理人さんには申し訳ないが、ここでロスタイム約40分。
先を急がねば日が暮れてしまう。
急いで車に戻り、今度は『元町』の信号を直進、弦橋を渡る。
渡ってすぐに土手沿いに右折。
すると200mほど先に町指定の「里山田のムクノキ」がある。
幹周は5.1mとのことであるが6m近くあるのではなかろうか?
主幹には空洞があり古木の風格を感じさせる樹である。
周囲に遮るものも無いので四方から写真を撮った。