１枚目の写真は日妻の稲荷神社２社を遠目に見たところ。

　　　　　　　　　　　

さて日妻を後に広い道まで戻り西進。
そのまま進むと１kmも行かぬうちに笠岡市甲弩地区に入る。
この地区には市指定の『岡田のムクノキ』がある。
市郡界から１kmほど進むと信号があるのだが、そこで左手を見ると彼方に大きな樹があるのが目に入る。
信号を左折し500ｍほど進むと橋（岡田橋）があるのだが、橋向こうの道路右手にスペースがあったので車を停め、樹を目印に歩いて向かった。
樹は個人の所有であって完全に敷地内にある様子である。
できるだけ敷地に近づいてみると樹下には立看板も見える。
とりあえず盗撮。

　　　　　　　　　　　

時刻は既に４時を回っている。
日暮れも間近い。
先ほど左折した信号まで戻り、左折して西に向かう。
１kmほど進むと右手に『くらもとストアー』があるのだが、その手前の向かいに左に入る道がある。
入り口には『←持宝院』と書いてある。
この持宝院には市指定のヤマモモがあるのだ。
左折して走って行くと先々に案内板がある。
300mほど走ると道は上り坂になり、その途中の右手に持宝院への道がある。
急坂を上り駐車場に車を停める。
本堂前を横切って行くと境内の端っこに立札があり、そこの横の階段を下ったところにヤマモモはあった。

　　　　　　　　　　　

立札によると『ヤマモモの木に合わせて塀を作ったことから1716〜1736年には既に相当の大きさであったことがわかる』とのことで、県下でも三指に入るヤマモモだそうである。
（県下のヤマモモで大きいのは長船町美和神社のヤマモモ、邑久町前島のヤマモモか？）

ここで時刻は４時半。
時間があれば他にも寄りたい所はあるのだが、今日はここまで。
往路と同じ道を帰った。
年内はいろいろと予定があるので、今日が年内最後の樹行である。