巨木探訪:矢掛町(5)
5月9日、本日も晴天。
天気が良ければ出かけねばならぬ。
ここのところ北向き方面が多かったので、今回は方向を変えて井原市まで行ってみることにした。
井原市を探訪するにあたっては、いくつかのコースが考えられる。
矢掛町、美星町で寄り道をするか、それとも芳井町と組合せて周回コースを作るか、あるいは川上町から入っていく手もある。
検討した結果、芳井町は探索箇所が多いので組合せるのはむつかしい。
また新たに矢掛町で探索せねばならない樹の情報も得たし、ここはオーソドックスに西に向かうことに決めた。
まずは総社市から川辺橋を渡って国486を進む。
ところで、矢掛町の情報には少し不明な点がある。
調べていてまず引っかかったのは次の3本の樹。
「矢掛陣屋のエノキ」:矢掛町矢掛1296
「陣屋のムクノキ」:矢掛町西三成1300
「鵜の宮のケヤキ」:矢掛町川面1330
このうち「矢掛陣屋のエノキ」と「陣屋のムクノキ」は所有者(個人)が同じなのである。
同一人物が別々の場所に居宅を持っているとは考えられない。
さらに矢掛町には東三成という地名はあるが西三成という地名は無い。
かつて存在した可能性もあるが、一般的には『字』が消えることはなかろう。
ということは、これはどちらかの記述が間違っている可能性がある。
さらに「鵜の宮のケヤキ」であるが、矢掛町には東川面と西川面という地名はあるが川面という地名は無い。
地図で検索すると西川面1330には『鵜江神社』が見つかった。
名前からして、これが『鵜の宮』なのであろう。
想像するに、矢掛陣屋と陣屋、西川面と西三成、1300と1330、この辺りが記述する際に混同されてしまったのではないか…。
「鵜の宮のケヤキ」はたぶん正解であろうからさておき、前二者をどうするか?
西三成は実際に地名が存在しないのだから探しようがない。
試しに東三成1300を検索してみたが、こちらも樹がありそうな場所ではない。
ここは矢掛1296に狙いを定めてみることにした。
ところが検索で出てきたのは町並みから外れた民家である。
なぜにここが『陣屋』なのか、大いに疑問が湧くところであるが…写真版に切り替えると近くに巨木らしい像が写っていた。
とりあえずはここをターゲットにして探訪してみることに決定。
国486を進んで矢掛町に着いたのは1時半。
まずは腹ごしらえから。
せっかくなので「里山田のムクノキ」まで行って、樹を眺めながら弁当を使う。
一息ついて、いざ探訪開始!
「里山田のムクノキ」から弦橋を渡り、矢掛町元町の信号を直進。
右折してすぐに左折し直進すると矢掛高校に突き当たる。
ここで右折して500mほど進んだ左手が該当の番地である。
進んで行くと確かに巨木らしい樹が見えた。
地区内に入ってしまうと道が細そうなので、近辺の路側の少し広い所に路駐。
歩いて行くと目的の樹は該当番地の家ではなく、すぐ近くの小さな神社にあった。
幹周4mくらいのムクノキである。
これが本当に「陣屋のエノキ」あるいは「矢掛陣屋のムクノキ」なのかどうかは定かではない。
ただ、記述された番地の近所に巨木があったことだけは確かである。
神社の名前を冠して「正一位稲荷のムクノキ」と呼ぶことにした。
300mほど戻って右折し、井原鉄道の高架をくぐって突き当たったら左折。
そのまま進んで広い道を渡り、さらに100mほど進んで左手の細い道に入った先に内神荒神社がある。
ここには町指定の「内神荒神社のネズ」があるのでついでに寄ってみた。
指定は平成10年と比較的最近である。
御神木で樹齢は400年であるが、幹周は2.2mなので巨木ではない。
天気が良ければ出かけねばならぬ。
ここのところ北向き方面が多かったので、今回は方向を変えて井原市まで行ってみることにした。
井原市を探訪するにあたっては、いくつかのコースが考えられる。
矢掛町、美星町で寄り道をするか、それとも芳井町と組合せて周回コースを作るか、あるいは川上町から入っていく手もある。
検討した結果、芳井町は探索箇所が多いので組合せるのはむつかしい。
また新たに矢掛町で探索せねばならない樹の情報も得たし、ここはオーソドックスに西に向かうことに決めた。
まずは総社市から川辺橋を渡って国486を進む。
ところで、矢掛町の情報には少し不明な点がある。
調べていてまず引っかかったのは次の3本の樹。
「矢掛陣屋のエノキ」:矢掛町矢掛1296
「陣屋のムクノキ」:矢掛町西三成1300
「鵜の宮のケヤキ」:矢掛町川面1330
このうち「矢掛陣屋のエノキ」と「陣屋のムクノキ」は所有者(個人)が同じなのである。
同一人物が別々の場所に居宅を持っているとは考えられない。
さらに矢掛町には東三成という地名はあるが西三成という地名は無い。
かつて存在した可能性もあるが、一般的には『字』が消えることはなかろう。
ということは、これはどちらかの記述が間違っている可能性がある。
さらに「鵜の宮のケヤキ」であるが、矢掛町には東川面と西川面という地名はあるが川面という地名は無い。
地図で検索すると西川面1330には『鵜江神社』が見つかった。
名前からして、これが『鵜の宮』なのであろう。
想像するに、矢掛陣屋と陣屋、西川面と西三成、1300と1330、この辺りが記述する際に混同されてしまったのではないか…。
「鵜の宮のケヤキ」はたぶん正解であろうからさておき、前二者をどうするか?
西三成は実際に地名が存在しないのだから探しようがない。
試しに東三成1300を検索してみたが、こちらも樹がありそうな場所ではない。
ここは矢掛1296に狙いを定めてみることにした。
ところが検索で出てきたのは町並みから外れた民家である。
なぜにここが『陣屋』なのか、大いに疑問が湧くところであるが…写真版に切り替えると近くに巨木らしい像が写っていた。
とりあえずはここをターゲットにして探訪してみることに決定。
国486を進んで矢掛町に着いたのは1時半。
まずは腹ごしらえから。
せっかくなので「里山田のムクノキ」まで行って、樹を眺めながら弁当を使う。
一息ついて、いざ探訪開始!
「里山田のムクノキ」から弦橋を渡り、矢掛町元町の信号を直進。
右折してすぐに左折し直進すると矢掛高校に突き当たる。
ここで右折して500mほど進んだ左手が該当の番地である。
進んで行くと確かに巨木らしい樹が見えた。
地区内に入ってしまうと道が細そうなので、近辺の路側の少し広い所に路駐。
歩いて行くと目的の樹は該当番地の家ではなく、すぐ近くの小さな神社にあった。
幹周4mくらいのムクノキである。
これが本当に「陣屋のエノキ」あるいは「矢掛陣屋のムクノキ」なのかどうかは定かではない。
ただ、記述された番地の近所に巨木があったことだけは確かである。
神社の名前を冠して「正一位稲荷のムクノキ」と呼ぶことにした。
300mほど戻って右折し、井原鉄道の高架をくぐって突き当たったら左折。
そのまま進んで広い道を渡り、さらに100mほど進んで左手の細い道に入った先に内神荒神社がある。
ここには町指定の「内神荒神社のネズ」があるのでついでに寄ってみた。
指定は平成10年と比較的最近である。
御神木で樹齢は400年であるが、幹周は2.2mなので巨木ではない。