巨木探訪:赤穂郡上郡町(6)
さて、先述のヒントのこと。
苦労が報われた満足感に浸りながら道を下っていた私は、あることを思い出し分岐点Bでそれを確認した。
前回の写真を拡大して見ていただきたい。
小さな橋の欄干には『くろいしばし』と記されているではないか!
名前からして、この道が黒石集落に続くであろうことは想像に難くない。
目にしていたはずなのに気がつかなかった私は、とんだうつけ者だったわけである。
結局ここで1時間以上時間を費やしてしまった。
それにしてもあの不親切な標識、なぜにあのように手を加えたのか不思議でならない。
県451を川沿いに下り、県90へ。
『竹万南』の交差点で県5に左折。
ここからは以前に宍粟市を探訪した時と同じルートである。
東進して相生市に入り『真広』の交差点で左折し、県44に入る。
2kmほど北上した矢野町森地区、ここで『森橋』を渡るとすぐ目の前に大きな樹が聳えている。
これが県指定の「矢野の大ムクノキ」である。
幹周は3.75mとやや物足りないが、姿形はムクノキにしてはやや異形、正面から見るとまるでマツのようである。
これは古い昔、落雷によって太い幹が焼失し、そこから幹に劣らぬ大枝が三方に伸びたらしい。
樹齢600年とも言われるムクノキがこの場所に残っているのは、ここにかつて荒神社の杜があり御神木として崇められたからだ、と言われている。
それにしても前回ここを通った時にはまったく気づかなかった。
今回もうっかり通り過ぎるところだった。
前回は先を急いでいたせいもあるが、今回はちょっと横目で見て『大きい樹だな…』と思いながら行き過ぎてしまった。
おそらく幹周が思うほどではなく、また進行方向から見ると南北方向にのみ広がった枝振りがさほど見事に見えないからであろう。
ここで時刻は4時を回った。
この先、たつの市新宮町に5か所ばかり候補地を選んでいたのだが、とても全部は回れない。
かといって中途半端に回れば宿題を残すことになる。
次回の探訪に期待を馳せ、ここは今日の成果に満足して帰ることにした。
苦労が報われた満足感に浸りながら道を下っていた私は、あることを思い出し分岐点Bでそれを確認した。
前回の写真を拡大して見ていただきたい。
小さな橋の欄干には『くろいしばし』と記されているではないか!
名前からして、この道が黒石集落に続くであろうことは想像に難くない。
目にしていたはずなのに気がつかなかった私は、とんだうつけ者だったわけである。
結局ここで1時間以上時間を費やしてしまった。
それにしてもあの不親切な標識、なぜにあのように手を加えたのか不思議でならない。
県451を川沿いに下り、県90へ。
『竹万南』の交差点で県5に左折。
ここからは以前に宍粟市を探訪した時と同じルートである。
東進して相生市に入り『真広』の交差点で左折し、県44に入る。
2kmほど北上した矢野町森地区、ここで『森橋』を渡るとすぐ目の前に大きな樹が聳えている。
これが県指定の「矢野の大ムクノキ」である。
幹周は3.75mとやや物足りないが、姿形はムクノキにしてはやや異形、正面から見るとまるでマツのようである。
これは古い昔、落雷によって太い幹が焼失し、そこから幹に劣らぬ大枝が三方に伸びたらしい。
樹齢600年とも言われるムクノキがこの場所に残っているのは、ここにかつて荒神社の杜があり御神木として崇められたからだ、と言われている。
それにしても前回ここを通った時にはまったく気づかなかった。
今回もうっかり通り過ぎるところだった。
前回は先を急いでいたせいもあるが、今回はちょっと横目で見て『大きい樹だな…』と思いながら行き過ぎてしまった。
おそらく幹周が思うほどではなく、また進行方向から見ると南北方向にのみ広がった枝振りがさほど見事に見えないからであろう。
ここで時刻は4時を回った。
この先、たつの市新宮町に5か所ばかり候補地を選んでいたのだが、とても全部は回れない。
かといって中途半端に回れば宿題を残すことになる。
次回の探訪に期待を馳せ、ここは今日の成果に満足して帰ることにした。