巨木探訪:加茂川町再び(その2)
加茂川町に入り下加茂を過ぎ、そのまま31号線を加茂市場に向かって行くと美原という地区がある。
ここの字江下というところにツバキの巨木があるとのこと。
あるHPにはちゃんと写真も載せられていたのだが、標識も無く通りすがりに見た感じでは集落内にはそれらしき樹も見えない。
山の中にでもあるのだろうか…わざわざ車を止めて誰かに尋ねるのも面倒である。
あきらめることにした。
次は高谷のアベマキ。
これも地番などさっぱりわからない。
高谷というのは前回「平岡のコウヤマキ」を見た帰りに下って行った希望学園のある辺りである。
行ってみて目に付けば儲け物、くらいの気持ちで通ってみることにした。
ここで事件勃発!
31号線を左に折れ美原から高谷に登る道がありそうなので細い橋を渡った。
ところがその先は完全な山道だった。
さすがにこれは走れない…橋の向こうでUターンしようとしたところ…田の畦の斜面から右後輪が脱輪した!
これには焦った。
誰かを呼ぼうにも橋のこっちには民家はない。
だいいち、こんなところに入り込んで何をしているのか?
完全に怪しい人である。
ギアをニュートラルにして素早く車の後に回って押せばいけるかもしれない。
しかし力不足であったり私が斜面を滑ったりしたら車もろとも1m下に落下…。
案じた私はとりあえず周辺から比較的太い枯れ木の枝を拾ってきた。
これを何本か車輪の下にかませてみようという寸法である。
準備し、ギアをローに入れ一気にアクセルを踏んだところ…脱出できた。
ふぅ〜、ヤバかった。
こんなところで探訪中止なんてシャレにもならんわ…。
窮地を脱した私はオーソドックスに高谷に向かった。
加茂市場の総社から逆に上るコースである。
しかし高谷地区にそれらしい樹は見当たらなかった。
ま、しゃーないか、次の目的地、三納谷へと向かった
三納谷へは加茂市場で31号線から分かれる県道66号線に入る。
2kmほど北上し、下土井を過ぎたところで右折し、県道372号線に入り500mほど先を右折した山の上あたりが三納谷である。
ここには「三納谷のカゴノキ」と「金田の大クス」と呼ばれる巨木がある。
細い道を山の上に向かってどんどん進んで行くがそれらしき樹はわからない。
そのうち民家が途切れてしまったがUターンもできないので仕方なく進んでいった。
すると突然十字路に行き当たった。
十字路の傍には三納谷地区の案内板があり、そこにはちゃんとカゴノキもクスノキも書いてあった。
しかし甚だ大まかな地図なので所在はまったく不明である。
それでも参考にして、もう一度来た道を引き返し、今度は山の頂上付近の少し開けた所に車を止めて降りてみた。
少し向こうに太い幹の樹が見えるが、あれがそうであろうか?
かといってその辺りを勝手にうろつくのはちょっと怪しい人である。
100mほど向こうにいる農家のおばちゃんに聞いてみれば良いのだが、人見知りの激しい私にはそれができない。
無念を抱えて登って来た道をそのまま下り、372号線に戻った。
そこから1.5kmほど北上したところに別方向から三納谷に登る道がある。
資料によればその道沿いの公会堂付近に「石井のタラヨウ」があるはずである。
しかし行ってみても何も発見できなかった。
それどころか、その道をもう少し登ると…ありゃ、これはさっきの案内板!?
同じところをくるくる回っていたわけだ。
そしてさっき下ったはずの道をまた下り…無念の極みである。
ここの字江下というところにツバキの巨木があるとのこと。
あるHPにはちゃんと写真も載せられていたのだが、標識も無く通りすがりに見た感じでは集落内にはそれらしき樹も見えない。
山の中にでもあるのだろうか…わざわざ車を止めて誰かに尋ねるのも面倒である。
あきらめることにした。
次は高谷のアベマキ。
これも地番などさっぱりわからない。
高谷というのは前回「平岡のコウヤマキ」を見た帰りに下って行った希望学園のある辺りである。
行ってみて目に付けば儲け物、くらいの気持ちで通ってみることにした。
ここで事件勃発!
31号線を左に折れ美原から高谷に登る道がありそうなので細い橋を渡った。
ところがその先は完全な山道だった。
さすがにこれは走れない…橋の向こうでUターンしようとしたところ…田の畦の斜面から右後輪が脱輪した!
これには焦った。
誰かを呼ぼうにも橋のこっちには民家はない。
だいいち、こんなところに入り込んで何をしているのか?
完全に怪しい人である。
ギアをニュートラルにして素早く車の後に回って押せばいけるかもしれない。
しかし力不足であったり私が斜面を滑ったりしたら車もろとも1m下に落下…。
案じた私はとりあえず周辺から比較的太い枯れ木の枝を拾ってきた。
これを何本か車輪の下にかませてみようという寸法である。
準備し、ギアをローに入れ一気にアクセルを踏んだところ…脱出できた。
ふぅ〜、ヤバかった。
こんなところで探訪中止なんてシャレにもならんわ…。
窮地を脱した私はオーソドックスに高谷に向かった。
加茂市場の総社から逆に上るコースである。
しかし高谷地区にそれらしい樹は見当たらなかった。
ま、しゃーないか、次の目的地、三納谷へと向かった
三納谷へは加茂市場で31号線から分かれる県道66号線に入る。
2kmほど北上し、下土井を過ぎたところで右折し、県道372号線に入り500mほど先を右折した山の上あたりが三納谷である。
ここには「三納谷のカゴノキ」と「金田の大クス」と呼ばれる巨木がある。
細い道を山の上に向かってどんどん進んで行くがそれらしき樹はわからない。
そのうち民家が途切れてしまったがUターンもできないので仕方なく進んでいった。
すると突然十字路に行き当たった。
十字路の傍には三納谷地区の案内板があり、そこにはちゃんとカゴノキもクスノキも書いてあった。
しかし甚だ大まかな地図なので所在はまったく不明である。
それでも参考にして、もう一度来た道を引き返し、今度は山の頂上付近の少し開けた所に車を止めて降りてみた。
少し向こうに太い幹の樹が見えるが、あれがそうであろうか?
かといってその辺りを勝手にうろつくのはちょっと怪しい人である。
100mほど向こうにいる農家のおばちゃんに聞いてみれば良いのだが、人見知りの激しい私にはそれができない。
無念を抱えて登って来た道をそのまま下り、372号線に戻った。
そこから1.5kmほど北上したところに別方向から三納谷に登る道がある。
資料によればその道沿いの公会堂付近に「石井のタラヨウ」があるはずである。
しかし行ってみても何も発見できなかった。
それどころか、その道をもう少し登ると…ありゃ、これはさっきの案内板!?
同じところをくるくる回っていたわけだ。
そしてさっき下ったはずの道をまた下り…無念の極みである。