巨木探訪:賀陽町(4)
総社市(5)より続く。
総社市から賀陽町に向かった理由は、以前見つけることのできなかった樹を探訪するためである。
目的は「湯原のウラジロガシ」と「西刈尾のスダジイ」の2本。
前回、湯原のウラジロガシは所在地の地番はわかっていたのだが地図の該当する所に神社の記号が無く、近くの記号の神社を訪ねたらまったく違っていたという次第。
今回は地番で検索したところ、拡大図では該当地にはやはり神社の記号は無いが石段らしきものがある様子。
ここであることを今回はほぼ確信していた。
さて、県306は思ったよりも厳しい道ではなく、下って行くと旧賀陽町宮地地区に出る。
ここで左折して県78に入り1.5kmほど北上すると国484との交差点があるのだが、交差点の手前200mほどで左前方の道に入る。
この道もすぐに484に合流するのだが、合流点のすぐ先にバス停があるのでそこに駐車。
道路向かいの細い道を入って行き、右に曲がって150mほど先の民家の奥に大倉神社がある。
敷地も含めて民家よりも小さい神社なので地図にも載らなかったのであろう。
建物の横には古色蒼然としたウラジロガシ。
幹は裂けており今にも枯れるのではないかと思ってしまうが、樹冠を見ると葉が茂り結構元気そうである。
樹齢は700年だそうで、この姿ではさもありなん。
湯山の川合神社のカシがちょうどこんな姿形であったことを思い出した。
日暮れが近くなってきた。
西刈尾に向かうために来た道を戻り、県306と78の合流点を300mほど南下したところで左折し広域農道に入る。
6kmほど進むと県307との交差点があるので左折して山を下ると西刈尾地区である。
スダジイは前回『岡山県万能地図』を参考にして探したのだが発見できず。
その後もいろいろと検索してみたが所在地の特定はできていなかった。
唯一の手掛かりは写真で、見たところどうも少し小高い位置にぽつんと立っているようである。
県307から西刈尾地区に入る道は3本あるのだが、今回は下りきって307の直線が左にカーブしてすぐのところから左手に入って行った。(『←西刈尾』の標識あり)
100mほど先の二又を左に向かい登って行くと、林を抜けてすぐの右手の民家の傍らにある単体の樹が目についた。
樹下には何やら町指定を思わせる石柱らしきものが…これに違いない!
農道に車を乗り入れて停め、急いで樹下へ。
間違いなくこれが「西刈尾のスダジイ」だった。
日はもう暮れ始めている。
それにしても何たるラッキー!
今回も『もしかして見つかれば…』程度の気持ちで、しかも見つかっても日没になったら場所の確認だけでも、と思っていたのだが、案外あっさりと見つかり写真も撮ることができた。
写真で見たのと同じ位置、同じ角度。
『この木何の木、気になる木…』とよく似た姿形のスダジイ。
賀陽町でいちばん見たかった樹だけに喜びもひとしおであった。
総社市から賀陽町に向かった理由は、以前見つけることのできなかった樹を探訪するためである。
目的は「湯原のウラジロガシ」と「西刈尾のスダジイ」の2本。
前回、湯原のウラジロガシは所在地の地番はわかっていたのだが地図の該当する所に神社の記号が無く、近くの記号の神社を訪ねたらまったく違っていたという次第。
今回は地番で検索したところ、拡大図では該当地にはやはり神社の記号は無いが石段らしきものがある様子。
ここであることを今回はほぼ確信していた。
さて、県306は思ったよりも厳しい道ではなく、下って行くと旧賀陽町宮地地区に出る。
ここで左折して県78に入り1.5kmほど北上すると国484との交差点があるのだが、交差点の手前200mほどで左前方の道に入る。
この道もすぐに484に合流するのだが、合流点のすぐ先にバス停があるのでそこに駐車。
道路向かいの細い道を入って行き、右に曲がって150mほど先の民家の奥に大倉神社がある。
敷地も含めて民家よりも小さい神社なので地図にも載らなかったのであろう。
建物の横には古色蒼然としたウラジロガシ。
幹は裂けており今にも枯れるのではないかと思ってしまうが、樹冠を見ると葉が茂り結構元気そうである。
樹齢は700年だそうで、この姿ではさもありなん。
湯山の川合神社のカシがちょうどこんな姿形であったことを思い出した。
日暮れが近くなってきた。
西刈尾に向かうために来た道を戻り、県306と78の合流点を300mほど南下したところで左折し広域農道に入る。
6kmほど進むと県307との交差点があるので左折して山を下ると西刈尾地区である。
スダジイは前回『岡山県万能地図』を参考にして探したのだが発見できず。
その後もいろいろと検索してみたが所在地の特定はできていなかった。
唯一の手掛かりは写真で、見たところどうも少し小高い位置にぽつんと立っているようである。
県307から西刈尾地区に入る道は3本あるのだが、今回は下りきって307の直線が左にカーブしてすぐのところから左手に入って行った。(『←西刈尾』の標識あり)
100mほど先の二又を左に向かい登って行くと、林を抜けてすぐの右手の民家の傍らにある単体の樹が目についた。
樹下には何やら町指定を思わせる石柱らしきものが…これに違いない!
農道に車を乗り入れて停め、急いで樹下へ。
間違いなくこれが「西刈尾のスダジイ」だった。
日はもう暮れ始めている。
それにしても何たるラッキー!
今回も『もしかして見つかれば…』程度の気持ちで、しかも見つかっても日没になったら場所の確認だけでも、と思っていたのだが、案外あっさりと見つかり写真も撮ることができた。
写真で見たのと同じ位置、同じ角度。
『この木何の木、気になる木…』とよく似た姿形のスダジイ。
賀陽町でいちばん見たかった樹だけに喜びもひとしおであった。