巨木探訪:美作市(1)
4月最初の日曜日。
今年は寒さが長引き桜の開花も遅れがちであるが、4月ともなれば、さすがに県北の雪も消えていよう。
少しずつ日も長くなってきたし、しばらく中断していた県内の探訪を再開することにした。
残っている地域のうち、今回は県北東部へ。
今までは旧町単位で探訪日記を書いていたのだが、今回はかなりうろちょろしているので美作市にまとめた。
出発は12時半。
赤磐市→湯郷と進み、林野から県51へ。
国429との交差点のコンビニで昼食を取り、そのまま国429を東へ進む。
走りながら右手の田んぼの向こうの『樫皮桜』を横目で見るが、やはりまだ蕾のようである。
本日最初の探訪地は美作市粟井中(旧作東町)の春日神社。
ここにはヒノキ・スギ・エノキの巨木がある。
小高い所にある神社は最近整備されたようで、社殿は真新しく、境内も明るくすっきりとしていた。
ヒノキは社殿の左手に2本、スギは右手、そしてケヤキは鳥居の前に立っており、この4本が御神木である。
そして手前のヒノキとスギが市指定天然記念物。
説明板によると手前のヒノキは幹周4.8m・樹高37m・樹齢1000年、スギは幹周4.5m・樹高37m・樹齢1000年とのことである。
はて、しかしこの2本、本当に1000年も経っているのか…?
それはさておき、ヒノキもスギも真っ直ぐに伸びたオーソドックスな姿である。
近づいてみるとスギの方が太いような気がするのだが…。
後方のヒノキは幹の中間部の樹皮に裂け目があり、これはこれでなかなか面白い形。
手前のヒノキに比べると枝の広がりが大きい。
ケヤキの方はこれもかなりの幹周であると思われたが、データによると3.2mとのことである。
k
写真を撮っていると傍らの家の御婦人が声をかけてきた。
「大きなケヤキじゃろう。秋にはきれいな色になるんよ。」
なるほど、これだけの大きさのケヤキとなるとさぞかし紅葉がきれいであろう。
「去年はなぁ、いつもより葉が黄色になってなぁ、きれいじゃった。」
「そうですか。機会があればまた見に来てみたいですね…。」
ちなみに樹齢が気になったので帰宅してからデータを調べところ、ヒノキは400年、スギは500年とのことであった。
こちらの方が信憑性があるなぁ。
春日神社から400mほど北西の民家に「ツバキの双樹」という樹があるとのことなのでついでに訪ねてみたが、こちらは所在を確認できなかった。
今年は寒さが長引き桜の開花も遅れがちであるが、4月ともなれば、さすがに県北の雪も消えていよう。
少しずつ日も長くなってきたし、しばらく中断していた県内の探訪を再開することにした。
残っている地域のうち、今回は県北東部へ。
今までは旧町単位で探訪日記を書いていたのだが、今回はかなりうろちょろしているので美作市にまとめた。
出発は12時半。
赤磐市→湯郷と進み、林野から県51へ。
国429との交差点のコンビニで昼食を取り、そのまま国429を東へ進む。
走りながら右手の田んぼの向こうの『樫皮桜』を横目で見るが、やはりまだ蕾のようである。
本日最初の探訪地は美作市粟井中(旧作東町)の春日神社。
ここにはヒノキ・スギ・エノキの巨木がある。
小高い所にある神社は最近整備されたようで、社殿は真新しく、境内も明るくすっきりとしていた。
ヒノキは社殿の左手に2本、スギは右手、そしてケヤキは鳥居の前に立っており、この4本が御神木である。
そして手前のヒノキとスギが市指定天然記念物。
説明板によると手前のヒノキは幹周4.8m・樹高37m・樹齢1000年、スギは幹周4.5m・樹高37m・樹齢1000年とのことである。
はて、しかしこの2本、本当に1000年も経っているのか…?
それはさておき、ヒノキもスギも真っ直ぐに伸びたオーソドックスな姿である。
近づいてみるとスギの方が太いような気がするのだが…。
後方のヒノキは幹の中間部の樹皮に裂け目があり、これはこれでなかなか面白い形。
手前のヒノキに比べると枝の広がりが大きい。
ケヤキの方はこれもかなりの幹周であると思われたが、データによると3.2mとのことである。
k
写真を撮っていると傍らの家の御婦人が声をかけてきた。
「大きなケヤキじゃろう。秋にはきれいな色になるんよ。」
なるほど、これだけの大きさのケヤキとなるとさぞかし紅葉がきれいであろう。
「去年はなぁ、いつもより葉が黄色になってなぁ、きれいじゃった。」
「そうですか。機会があればまた見に来てみたいですね…。」
ちなみに樹齢が気になったので帰宅してからデータを調べところ、ヒノキは400年、スギは500年とのことであった。
こちらの方が信憑性があるなぁ。
春日神社から400mほど北西の民家に「ツバキの双樹」という樹があるとのことなのでついでに訪ねてみたが、こちらは所在を確認できなかった。