新見市 哲多町
巨木探訪:哲多町(4)
再び哲多町に帰る。
県50を東にすっ飛ばし、哲多町大野から県157へショートカット。
下りきる手前、哲多町本郷で左手の利済寺の門前に「夫婦カヤ」がある。
幹周は右手の東株が雌株で4.6m(県下3位)、左手の西株が雄株で3.6m。
東株には治療痕が見られるが、樹勢はそれほど衰えてはいないようである。
境内には他にツガがあり(写真で西株の後方に見える)、こちらは幹周は3mあるかないかというところだが、かなりの樹高である。

  カヤ  カヤ
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ここで5時の時報を聞いた。
実は私、7時には帰宅しなければならないのだ。

急いで県157から県33に出て右折。
500mほど進むと右手に諏訪八幡神社がある。
鳥居の周囲は若木ながらもサクラが満開で、なかなか綺麗。
資料によると、ここには幹周6.2mのスギがあるはずなのだが…。
6.2mといえば加茂総社宮のスギに匹敵するクラス。
しかし境内を探索しても一目でそれとわかるようなスギは見当たらない。
いちばん大きなスギは、随身門の傍らに立っている2幹のスギであろうか。
どうもこれではないような気がするのだが…定かではない。

                スギ
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神社を出ると5時10分。
資料によれば、ここから県33を南に下って行くと矢戸地区に「矢戸のモミ」という個人所有の樹がある。
しかし県33を旧成羽町、旧備中町と下って帰ると時間がかかりすぎる。
ここはあきらめて帰途に着くことにした。
往路と同じルートを帰ったのだが、国180で前の遅い車にイライラ。
国484に入ってからはアクセル全開。
帰宅は7時6分であった。

本日は『声かけ作戦』が効を奏し、いろいろな人に助けられた樹行であった。

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