新見市 新見市
巨木探訪:新見市(7)
7月最終週、夏真っ盛り。
昨夏『夏は遠くへ…』ということで県北方面を精力的に探訪した。
そこで今回は県北でもまだ残っている新見市の一部を訪れてみた。
ルートはこの方面恒例の県72→国484→国180である。

まずは「岩山神社のスギ」。
井倉洞の手前から県50に右折し、曲がりくねった急坂を登って行く。
この辺りはカルスト地形であり、台地の上に開けているのが草間地区である。
山の上の鄙びた山村を想像していたのだが、あにはからんや、意外と車が行き交っている。
よく見ると県外ナンバーも多い。
実は草間地区は蕎麦が特産品で、この日は『ソバ祭り』が開かれていたようであった。
わざわざ県外からやって来るとはなぁ…ま、私には関係ない。
蕎麦目当ての車を尻目に、草間台小学校の向かいにある細い道を入って行く。
200mも進めば岩山神社の参道である。
境内まで車で入り、探訪開始。
しかしどう見てもスギの巨木は見当たらない。
目についたのは比較的大きな切株。
これが幹周6mのスギだったのだろうか…?

                スギ
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県50をそのまま北上。
3kmほど進むと土橋地区である。
県78とのT字を左折すると300mほどで右手に「蓮台寺のイチョウとスギ」がある。
この2本の樹はT字の手前からでもよく見える。
道路際の駐車場に車を停めて境内に入ると、右手にスギ(4.6m)、左手の少し高い位置にイチョウ(4.8m)が立っている。
スギは低い位置から枝が伸びており、中間部で膨らんだような樹形。
イチョウはかなりの樹高。
やはり低い位置から枝が伸びており、一部は枝垂れている。
どちらもほとんど剪定されていない様子で、私的にはこういう形の方が野趣があって好きである。
イチョウの写真を撮っていると墓参に訪れた夫婦と出会った。
会釈を交わしたものの、彼らの目に映った私は何者…(笑

   スギ    イチョウ
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写真は「蓮台寺のイチョウ・スギ」の遠景。
           イチョウ・スギ


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