巨木探訪:新見市(9)
さて、次は上熊谷地区に向かわなくてはならない。
地図では青龍寺からは北東方向、県32に出なければならないのである。
青龍寺からそちらに下る道はあるのだが、詳細地図は持ってこなかった。
山道で迷ったらどうしようとも思ったが、来た道を引き返して市街地から県32に入ると時間がかかり過ぎる。
ここは何とか北東に下るしかあるまい。
山中の案内板に書かれている地名と岡山県万能地図の地名を睨めっこ。
『灰原』『横畑』などの地名を確認しながらとにかく下っていたところ、無事に県32に下りることができた。
2kmほど北上し、県319に左折。
1kmほど先で右手に『宮本工業』がある所で、左手に『↑上黒谷・下黒谷』の案内標識があるので細い山道に入る。
目指すはこの道の先にある「上熊谷のアベマキ」である。
所在地の情報を引用してみよう(『山の神』さんのHPより)。
『新見市と大佐町を結ぶ県道32号線から県道319号線に入り、さらにわき道に入って上黒谷の集落に続く細い山道を登って行くと、集落のある開けた山上の台地に出る直前に林道の入口がある。この林道は100m程度の短いもので、奥には個人の別荘が建っている。林道そのものがおそらくこの別荘の持主の私道だと思われるので、車は林道入り口に止めておいた方がいい。アベマキの巨樹は、林道の奥にある別荘の手前にどっしりと腰を据えている』。
このアベマキは旧勝山町の「鷹の巣の大マキ」に続いて県下第2位、今回の目玉とでも言うべきの樹である。
軽四ですらすれ違えない細い道を上って行ったのだが…残念ながらアベマキに会うことはできなかった。
道は間違っていないはずなのだが林道が発見できなかったのだ。
おそらく夏草に覆われてしまっていたためと思われる。
おまけにこの地区、マピオン地図の強拡大図で一戸一戸までわかるのだが、件の別荘も林道も図示されていない。
ここまで来て残念ではあるが諦めることにした。
(後から考えると、もしかしてあそこだったかも、という箇所がないでもないが、どちらにしてもこういう状態では踏み入れることはできなかったであろう。)
最後は「菅生のケヤキ」である。
県319をさらに北上すると菅生地区なのだが、ここに2本のケヤキがあるらしい。
さらにこの2本、地番で見るとかなり近接しているようである。
車を走らせながら該当する地番のあたりに目を遣ってみたのだが、それらしい樹の姿は見えない。
こりゃ、ダメだ。
存在自体が怪しいのであっさりと諦めた。
不完全燃焼のまま、来た道を戻った。
しかし「上熊谷のアベマキ」は是非ともリベンジせねばならない。
帰宅して確認したところ、『山の神』さんは4月に探訪していた。
さらに別の方のHPを見ると、こちらは9月に訪れている。
草の枯れた秋にでももう一度訪れることにしよう。
新見まで行くのはなかなか大変なのだがなぁ…。
後日譚:8月21日、セミナーで同業の新見市在住の先輩と話をしていたら『青龍寺はうちの菩提寺じゃが。』とのことであった。ケヤキのことは御存じなかったが、面白いところで話が繋がるもんですな。
地図では青龍寺からは北東方向、県32に出なければならないのである。
青龍寺からそちらに下る道はあるのだが、詳細地図は持ってこなかった。
山道で迷ったらどうしようとも思ったが、来た道を引き返して市街地から県32に入ると時間がかかり過ぎる。
ここは何とか北東に下るしかあるまい。
山中の案内板に書かれている地名と岡山県万能地図の地名を睨めっこ。
『灰原』『横畑』などの地名を確認しながらとにかく下っていたところ、無事に県32に下りることができた。
2kmほど北上し、県319に左折。
1kmほど先で右手に『宮本工業』がある所で、左手に『↑上黒谷・下黒谷』の案内標識があるので細い山道に入る。
目指すはこの道の先にある「上熊谷のアベマキ」である。
所在地の情報を引用してみよう(『山の神』さんのHPより)。
『新見市と大佐町を結ぶ県道32号線から県道319号線に入り、さらにわき道に入って上黒谷の集落に続く細い山道を登って行くと、集落のある開けた山上の台地に出る直前に林道の入口がある。この林道は100m程度の短いもので、奥には個人の別荘が建っている。林道そのものがおそらくこの別荘の持主の私道だと思われるので、車は林道入り口に止めておいた方がいい。アベマキの巨樹は、林道の奥にある別荘の手前にどっしりと腰を据えている』。
このアベマキは旧勝山町の「鷹の巣の大マキ」に続いて県下第2位、今回の目玉とでも言うべきの樹である。
軽四ですらすれ違えない細い道を上って行ったのだが…残念ながらアベマキに会うことはできなかった。
道は間違っていないはずなのだが林道が発見できなかったのだ。
おそらく夏草に覆われてしまっていたためと思われる。
おまけにこの地区、マピオン地図の強拡大図で一戸一戸までわかるのだが、件の別荘も林道も図示されていない。
ここまで来て残念ではあるが諦めることにした。
(後から考えると、もしかしてあそこだったかも、という箇所がないでもないが、どちらにしてもこういう状態では踏み入れることはできなかったであろう。)
最後は「菅生のケヤキ」である。
県319をさらに北上すると菅生地区なのだが、ここに2本のケヤキがあるらしい。
さらにこの2本、地番で見るとかなり近接しているようである。
車を走らせながら該当する地番のあたりに目を遣ってみたのだが、それらしい樹の姿は見えない。
こりゃ、ダメだ。
存在自体が怪しいのであっさりと諦めた。
不完全燃焼のまま、来た道を戻った。
しかし「上熊谷のアベマキ」は是非ともリベンジせねばならない。
帰宅して確認したところ、『山の神』さんは4月に探訪していた。
さらに別の方のHPを見ると、こちらは9月に訪れている。
草の枯れた秋にでももう一度訪れることにしよう。
新見まで行くのはなかなか大変なのだがなぁ…。
後日譚:8月21日、セミナーで同業の新見市在住の先輩と話をしていたら『青龍寺はうちの菩提寺じゃが。』とのことであった。ケヤキのことは御存じなかったが、面白いところで話が繋がるもんですな。